【巨人】ドラ４石田充冴 心に響いた阿部慎之助監督の言葉とは

キャッチボールをする石田充冴（カメラ・相川　和寛）

　巨人の新人合同自主トレが１４日にスタートした。東京・稲城で３月の開業に向けて準備が進められているファーム新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」を一般には非公開で試験的に使用した。

　身長１９２センチのドラフト４位右腕・石田充冴（じゅうざ）投手＝北星学園大付＝はキャッチボール、ランニング、ティー打撃などを行って初日を終えた。

　練習開始前には阿部慎之助監督による訓示があった。北海道出身のルーキーは「監督から『一日一日を大切にすること。自分自身がやらなかったら、君たちが野球ができなくなる。この球場でレギュラーを取ることが目的じゃない。（１軍の）東京ドームで活躍することが目的だよ』と言っていただきました」と背筋を伸ばした。

　また「一日も無駄な日をつくっちゃいけないと再確認できました。ジャイアンツに入って、阿部監督や桑田２軍監督、たくさんのＯＢの方々に見守られながら、この新球場でまずプレーができた。緊張しましたけど楽しかったです」と振り返った。

　寮生活にも徐々に慣れ始めたという。「いつでも練習場が使えたり、本当に幸せです。自分はお風呂が好きで、サウナもあったり、水風呂もあったり…。最初は（風呂場に）先輩方がいて、ちょっと怖かったんですけど、今はちょっと慣れてきました」と笑みを浮かべ「今朝はティマさんと会いました。ティマさんから『おはよう～』と。おはようございます！　と返しました」と話した。