【京成杯】ゲルチュタールは坂路で力強い動き 杉山晴調教師「ポテンシャルはあると思います」

ゲルチュタール

◆第６５回京成杯・Ｇ３（１月１９日、中山・芝２０００メートル）追い切り＝１月１５日、栗東トレセン

　ゲルチュタール（牡３歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ブリックスアンドモルタル）は朝一番の坂路で単走。馬なりで５３秒６―１２秒４を出し、軽快な脚どりで上がってきた。杉山晴調教師は「順調です。サラッとでしたが、時計も良かったですね」と満足そうにうなずいた。

　新馬戦は先行策からの押し切りだったが、前走の葉牡丹賞ではレコード決着のなかを中団から鋭く追い上げ、鼻差の２着だった。「ブリックスモルタル産駒ですが、気持ちに余裕があるので距離もこなしてくれる。ポテンシャルはあると思います」とトレーナーは評価した。先週のフェアリーＳをエリカエクスプレスで完勝し、３歳勢が好調の杉山晴厩舎。「今週も頑張ります」と２週連続での重賞制覇に好ムードだ。