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錦織が逆転負け 2回戦敗退…世界11位と互角のストローク戦を展開

スポーツ報知 / 2025年1月15日 22時14分

◆全豪オープン第4日(15日、メルボルン・パーク・テニスセンター)

 【メルボルン15日=吉松忠弘】男子シングルス2回戦が行われ、初戦を大逆転で6年ぶりに突破した元世界ランキング4位で現76位の錦織圭(35)=ユニクロ=は、世界11位で第12シードのトミー・ポール(米国)に7―6、0―6、3―6、1―6で敗れた。

 強風と寒さのタフなコンディションの中、錦織は力尽きた。第12シードのポールから、第1セットをタイブレイクで奪った。しかし、第2セットの第1ゲームで全てが変わった。相手のサービスゲームで、錦織は2ポイント連取。流れは、完全に錦織にあった。

 そこからバックのリターンミスなどがあり、にサービスキープを許してしまう。さらに第2ゲームで自分のサービスゲームを失ったことで、流れは完全にポールに傾いた。

 相手は全くミスをしなくなり、錦織が打っても巧みに返球された。風で球が押し戻されたりする難しいコンディションの中、10ゲームを連続で失った。第3セットは0―4から3ゲームを奪ったところが、最後の反撃となった。

 2回戦で敗れたが、世界11位との互角のストローク戦を展開したことは収穫。前哨戦の香港では6年ぶりのツアー決勝進出と、今季は錦織から目が離せない。

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