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ウエスタン・リーグ くふうハヤテの塩崎栄多外野手が定位置奪取へ長打力アピール…合同自主トレスタート

スポーツ報知 / 2025年1月16日 6時3分

打撃練習に取り組むくふうハヤテの塩崎(カメラ・伊藤 明日香)

 今季、プロ野球ウエスタン・リーグの2季目となるくふうハヤテの合同自主トレが15日、静岡市内でスタートした。所属38選手中、元NPB5選手を除く33人が参加した。新加入選手は19人中17人が集まった。浜松工高出身の塩崎栄多外野手(23)は定位置争いに燃えている。

 午前10時から始動し、ノックなど軽い調整で汗を流した。塩崎は打撃練習でサク越えも披露するなど、力強いスイングを見せた。覚悟の24歳シーズンだ。プロ選手を毎年送り出す四国IL徳島から地元球団に入団。「大卒2年目と同じ年齢。最後にこの静岡でNPB入りを目指したい」と力を込めた。

 スタメン獲得のため、高い壁を越える。赤堀元之監督(54)は今季、勝利を増やすために実力重視の選手起用の構えを見せる。外野手は塩崎含む6人。昨季盗塁王の増田将馬(26)、前西武の鈴木将平(26)がいる。「ライバルだと思っている。負けられない」と闘志を高めていた。

 即戦力としての素質は十分ある。持ち味は長打力で、浜松工高時代、スカウトも視察に訪れていた逸材だ。高校でプロ志望届を提出した際は、ドラフトで指名漏れしたが、進学した愛知・名城大で4年秋に県大学リーグで首位打者、ベストナインを獲得。四国IL徳島では1年目にして右翼でスタメンに定着した。打率2割7分3厘だったが、出塁率は4割5分5厘、長打率4割3分9厘と高い数字を残した。憧れの存在であるヤクルト村上宗隆の背番号「55」を背負った左のスラッガーの挑戦が始まった。

(伊藤 明日香)

  〇…高橋駿内野手(27)が2年連続で主将を務めることが決まった。「チーム、個人としても去年以上の成績を残さないといけない」。昨年は主に一塁手として78試合に出場、打率2割1厘と打撃に課題を残した。この日、新戦力と練習を共にし、「トップレベルの選手が集まってきている。自分自身試合に出られるように頑張っていかないといけない」と危機感を示した。個人目標でもある「規定打席達成」に向けて奮起を誓った。

 〇…くふうハヤテが、同じくファーム参加2年目を迎えるイースタン・リーグのオイシックスと2月中旬に静岡で練習試合を予定していることが15日、分かった。実現すれば、両チームの対決は初めてとなる。参入初年度の昨年2月にも双方とも初の対外試合として練習試合が予定されていたが、雨天により中止。昨季はファーム交流戦での対戦も組まれていなかった。

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