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【日本ハム】池田隆英が救援フル回転宣言…登場曲「熱くなれ」の大黒摩季と“共演”し「期待に応えたい」

スポーツ報知 / 2025年1月16日 5時30分

メディシンボールを使ってトレーニングをする池田(カメラ・川上 晴輝)

 日本ハムの池田隆英投手(30)が15日、登場曲に負けない“熱い”ピッチングを誓った。登場曲に「熱くなれ」を使用している縁で、昨年12月にエスコンで行われた「みんなのXmas音楽祭」で、大黒摩季とステージ上で“共演”。大きな刺激を受け、今季は活躍する姿を本人にも届ける。この日は、千葉・鎌ケ谷の球団施設でブルペン入り。昨季は右肘痛で出遅れたが、順調な調整で開幕からのフル回転を目指す。

 やや気温も上がった鎌ケ谷で、池田が熱いピッチングを披露した。屋内練習場のブルペンに入ると、捕手を立たせたまま15球、座らせて15球のピッチング。真っすぐを中心に徐々に強度も上げ「最終的には8割ぐらい。全然去年よりましだなという感じです。(去年は)何かフィーリングが合わない感じだったんで。このまま出力を上げていければ」とうなずいた。

 昨季は3月に入ったところで右肘痛を発症。開幕は間に合わず、1軍昇格は7月までずれ込んだ。29試合の登板で15ホールドに終わり「ホールドが足りなかったんで数字を残していきたい。最初から(1軍に)いて完走できるように。一試合一試合、取りあえず開幕を目指して」と今季への思いを語った。

 刺激を受ける出会いがあった。昨年12月、エスコンで行われた「みんなのXmas音楽祭」で、登場曲「熱くなれ」を熱唱する大黒摩季と共演。ステージ上で、その熱を体感した。活躍を見せたい思いはあるかと聞かれ「もちろんありますよ。注目してると思いますし。復帰戦とかもそうでしたけど、やっぱりファンの皆さん盛り上がるんで。そういう期待に応えたいなとは思います」と誓った。

 23年には51試合の登板で25ホールドをマーク。今季もセットアッパーとしての期待がかかるが「8回固定でいきたいですけど、便利屋の方がチームに与える影響はたぶん大きいと思うので、そういうのも目指して頑張ります」とフル回転を誓った池田。誰よりも熱い思いを、シーズンを通してマウンドで表現していく。

 ◆池田 隆英(いけだ・たかひで)1994年10月1日、佐賀・唐津市生まれ。30歳。創価高から創価大を経て、2016年ドラフト2位で楽天入り。18年にプロ初勝利を挙げたものの、楽天では思うような結果を残せず、21年2月に横尾とのトレードで日本ハムに移籍した。守護神・田中正義とは高校、大学でもチームメート。今季年俸は5700万円(推定)。181センチ、86キロ。右投右打。

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