タイガースGM補佐 佐々木朗希が絡んだ今季の国際アマチュア市場は「過去に例のない不確実性があった」
スポーツ報知 / 2025年1月16日 5時57分
国際アマチュア選手との契約交渉解禁となった15日(日本時間16日)、ドミニカ共和国出身の有望選手、クリス・ロドリゲス外野手(16)と、契約したタイガースのロブ・メズラーGM補佐がオンライン会見を行い、ロッテからポスティングされた佐々木朗希投手の存在が、2024~25年度の国際アマチュア市場の動向に及ぼした影響について、語った。
「不確実な部分があった。球団にとっても、選手側にとっても、見通しが立たない部分があった。我々としては、できる限り状況を把握し、選手にとっても、球団にとってもリスペクトを維持した上で対処する必要があった」と同GM補佐。交渉解禁日初日のこの日、今月28日に17歳となるロドリゲスと、球団史上最高額となる契約金320万ドル(約5億円)で契約に至ったが、”佐々木待ち”の状況は、少なからず、市場に影響を与えたと分析した。
昨年12月10日にポスティング公示された佐々木は、当初、ドジャースとの”相思相愛説”が有力だったが、ウィンター・ミーティングでウルフ代理人が「スモールマーケットを含め、交渉の余地がある」と発言。タイガースを含めた中小規模の球団も争奪戦に参加。佐々木側に勧誘ビデオや資料を提出し、年明けも”返答待ち”の状態だったが、佐々木との面談は実現せず、最終的には、ロドリゲス獲得に方向転換する必要があった。
「我々は、引き続き、選手の評価を続けていくが、2025年度の市場は、過去に例がない不確実性があったのは、確かだ」とメズラーGM補佐。佐々木が、25歳ルールに伴い、国際アマチュア選手として、各球団に割り当てられた国際ボーナスプールの範囲内でマイナー契約する形でポスティングされたため、中南米の若手選手が割りを食う形も見られて、その影響力が指摘されていた。
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