“アジア版グラミー”「ＭＵＳＩＣ ＡＷＡＲＤＳ ＪＡＰＡＮ」授賞式がＮＨＫで生中継、ＹｏｕＴｕｂｅで世界配信も

「MUSIC AWARDS JAPAN」のロゴマーク

　音楽業界の主要５団体が垣根を越えて設立した「一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会（ＣＥＩＰＡ）」が新設した国内最大規模の音楽賞「ＭＵＳＩＣ　ＡＷＡＲＤＳ　ＪＡＰＡＮ」の授賞式（５月２１、２２日＝ロームシアター京都）の模様がＮＨＫで生中継されることが発表された。地上波放送は２２日のみだが、グローバルストリーミングパートナーに「ＹｏｕＴｕｂｅ」を迎え、２日間の授賞式は世界配信される（一部地域を除く）。

　日本をはじめ、アジア全体の音楽を世界に発信することを目的にした“アジア版のグラミー賞”。トヨタグループがトップパートナーを務め、アワードの理念に賛同した複数の企業からのサポートも決まった。

　また、すでに発表されている８カテゴリー５０部門に加え、カラオケや有線放送、ＴｉｋＴｏｋなど、音楽に携わる企業と連携した「共創カテゴリー」など新たな賞の部門も追加されることが決定。５０００人を超える音楽人、音楽に携わる企業が投票メンバーに名を連ねることが発表済みだが、加えて一般のリスナーの意見も反映し、音楽カルチャー全体でアワードを盛り上げていく。