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通算1002試合登板の岩瀬仁紀氏がプレーヤー表彰で殿堂入り「お世話になった方にこの報告で恩返し」

スポーツ報知 / 2025年1月16日 15時47分

岩瀬仁紀氏

 野球殿堂入り通知式が16日、都内の野球殿堂博物館で行われ、プレーヤー表彰ではオリックス、マリナーズなどで日米通算4367安打のイチロー氏と、中日で通算1002試合登板のプロ野球記録を持つ岩瀬仁紀氏が新たに選出された。岩瀬氏は「うれしいと同時に大変、恐縮しています。本当にいいのかなという気持ちになりました」と謙虚な人柄をにじませた。

 西尾東高から愛知大、NTT東海(当時)を経て1998年ドラフト2位で中日に入団。最優秀中継ぎ投手を3度獲得し、落合監督が就任した2004年にはクローザーに定着。NPB記録の通算407セーブをマークした。07年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦では、8回完全の山井の後を継いで9回を3人で締めくくった。53年ぶりの日本一を完全試合で達成したのは、今も語りぐさだ。

 「最初に星野監督、山田さんに野球の厳しさを教わって、その後に落合さん、森さんに抑えに君臨する投手に育てていただいた」と、首脳陣に感謝。「谷繁さんには技術、配球をたくさん学ばせていただきました。体は強くないんですけど、維持できたのは、鳥取のワールドウイングで小山先生との出合いが大きなきっかけだと思います」と周囲への熱い思いを口にした。

 「記録をいろいろつくらせていただきましたけど、現役中に振り返ることはなかったです。終わってみて、自分が1002試合、407セーブを挙げたことを実感した時に初めて、よくこんなにやったと思いました。僕は人に支えられて、ここまで来たと感じています。いろいろお世話になった方にこの報告で恩返しというふうにさせていただきたいと思います」と頭を下げた。

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