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森井翔太郎、米国でも二刀流育成へ…アスレチックスとマイナー契約発表

スポーツ報知 / 2025年1月17日 5時0分

桐朋・森井がインスタグラムを開設、アスレチックスとのマイナー契約を投稿した(@_shotaromorii)

 アスレチックスは15日(日本時間16日)、桐朋(東京)の森井翔太郎内野手(18)とマイナー契約を結んだことを正式に発表した。契約金は151万500ドル(約2億4000万円)。高校通算45本塁打で投手としても最速153キロの大器は、米国でも二刀流に挑戦することが明らかになった。

 少し緊張したような表情で、森井はアスレチックスの緑の帽子をかぶり、黄色のユニホームに袖を通した。日本人アマ選手では最高額契約金151万500ドル(約2億4000万円)でマイナー契約。インスタグラムを開設した18歳は「自分の今後についてたくさん考えて、覚悟を決めることができました」「これからも自分に向き合って精進していきますので、応援よろしくお願いします」などと決意をつづった。

 MLB公式サイトは「18歳の日本人二刀流スラッガーがアスレチックスと史上最高額契約」と驚きを持って森井のア軍入りを報じた。高校からNPBや米国の大学などを経ずにMLB入りした異例の経歴を紹介。ファインスタインGM補佐は、具体的な計画は未定としながら「投げるのも打つのも見るのが楽しみ」と、米国でも二刀流として育成する方針を明かした。「可能性があるなら(投打)2つやりたい」と話していた森井は、同サイトで目標の選手を告白。投手では18、19年2年連続サイ・ヤング賞右腕のデグロム(レンジャーズ)、打者で昨季盗塁王のデラクルス(レッズ)を挙げた。

 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)では、異例の道を歩んだ理由について「この決断を後悔したくなかった」と話したことを紹介。二刀流の道を切り開いた大谷翔平(ドジャース)の存在を「今の自分にとっては本当に遠い存在の野球選手」としながらも、「できるだけ早く、近づけるようにしたい」と高い理想を掲げた。

 偏差値71の進学校からの挑戦。投手では最速153キロ右腕、打者では左打ちの遊撃手で高校通算45本塁打と潜在能力は抜群だが、NPBや米大学を経ずに飛び込むマイナー生活に二刀流と前例なき道を歩む。メジャーリーガーになることが「子供の頃からの夢」と話す森井が、新たな二刀流スターを目指し、異国での挑戦をスタートさせる。

 ◆森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年12月15日、東京・府中市生まれ。18歳。桐朋小1年時に住吉ビクトリーで野球を始め、2年時から武蔵府中リトルに所属、4、5年時に全国V。6年時にライオンズジュニア選出。桐朋中では練馬北シニアに在籍後、1年秋から同校軟式野球部でプレー。桐朋では1年夏から三塁のレギュラー。2年秋から遊撃手。183センチ、88キロ。右投左打。

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