【巨人】伊藤優輔が人的補償でソフトバンク移籍 支配下は６２人に 残り８枠を育成選手４２人で競争

伊藤優輔

　巨人の伊藤優輔投手（２８）が、ＦＡ移籍した甲斐拓也捕手（３２）の人的補償でソフトバンクに移籍することが１６日、決まった。両球団から正式発表された。

　都立小山台高で３年春の２０１４年選抜に２１世紀枠で甲子園出場。中大、三菱パワーを経て最速１５６キロの即戦力右腕として２０年ドラフト４位で巨人入りした「都立の星」。２１年１１月の右肘トミー・ジョン手術による育成選手契約、リハビリを乗り越えて昨年７月に支配下登録に復帰した。

　昨年は中継ぎとして１軍で８登板０勝０敗、防御率１・０４。２軍では４０登板で４勝０敗１４セーブ、防御率１・２９の好成績を残した。今季は阿部監督の方針で先発に挑戦する予定だった。

　伊藤の移籍により支配下登録選手は６２人となり、上限の７０人まで残り８枠となった。巨人は支配下昇格を目指す育成選手が現状４２人いる。戦力底上げに向けて阿部監督もキャンプで積極的にチャンスを与える方針を示している。

　巨人の育成選手は以下の通り。

【投手】菊地大稀、山田龍聖、三浦克也、堀江正太郎、鈴木圭晋、千葉隆広、木下幹也、園田純規、戸田懐生、松井颯、田村朋輝、吉村優聖歩、富田龍、西川歩、吹田志道、森本哲星、ルシアーノ、黄綿豪、鴨打瑛二、直江大輔、花田侑樹、代木大和、石田隼都

【捕手】

坂本勇人、大津綾也、亀田啓太、坂本達也

【内野手】

中田歩夢、村山源、田上優弥、宇都宮葵星、相沢白虎、竹下徠空、北村流音

【外野手】

鈴木大和、笹原操希、フリアン・ティマ、三塚琉生、平山功太、マレク・フルプ、大城元、舟越秀虎