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横綱・照ノ富士は引退発表の朝、部屋で感謝を伝える 弓取りを務めた聡ノ富士「僕も横綱のおかげで記録をつくれた」

スポーツ報知 / 2025年1月17日 12時4分

聡ノ富士

◆大相撲 ▽初場所6日目(17日、東京・両国国技館)

 東序二段72枚目・聡ノ富士(伊勢ケ浜)が、東序二段77枚目・大志翔(追手風)を突き落として、今場所の初白星を挙げた。

 聡ノ富士は元横綱・日馬富士の時代から17日に引退した照ノ富士まで、勝者の舞を演じる弓取りで本場所の土俵を締めくくってきた。この日の朝、横綱の引退が発表されたことについて問われると「何でしょう…」としばらく考えた後、「1回は序二段まで落ちて、そこからはい上がった。他の力士の見本で、けがをしている力士の見本で、部屋の見本で、協会の見本。そのおかげで僕も弓取りの記録をつくれた」と感謝した。

 5日目に横綱が休場。休場をした時点で、16日が最後の弓取りとなる可能性があることを感じ取っていたという。長く土俵下から横綱の取り組みを見守ってきたが「膝が悪いので、けがだけはしないようにと思って見ていた。最後の翔猿戦も『おっ』と思った。くせ者だったので」と、土俵下での心情を明かした。

 この日の朝、横綱が部屋を訪れ、力士たちに引退を報告。「長い間ありがとうございました」と、付け人一人一人に感謝を伝え、勝負師の顔から穏やかに顔に変わっていたという。

 照ノ富士との思い出を振り返り最後は「『気が抜けた瞬間にあちこちが痛いよ』と言っていた。気持ちで持っていたようなもの。今まで頑張った分、ゆっくり休んでほしい」とねぎらった。

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