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箱根駅伝Vメンバーの青学大・宇田川らが宮古島大学駅伝に参戦 原晋監督「連勝狙います」2月9日号砲

スポーツ報知 / 2025年1月17日 17時0分

第101回箱根駅伝1区に出場した青学大・宇田川瞬矢

 宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025(報知新聞社など主催)が2月9日、沖縄・宮古島市陸上競技場発着の6区間82キロで行われる。17日、出場校や開催概要が発表された。第101回箱根駅伝(2、3日)で総合新記録の10時間41分19秒で2年連続8度目の優勝を果たした青学大、箱根駅伝3位で今季の学生3大駅伝2冠の国学院大など関東の14校と、オープン参加の沖縄選抜3チームが出場する。

 前回までは5区間100・5キロで箱根駅伝の片道と同スケールで開催されていたが、より多くのタイプの選手が出場できるようにするために区間割りが変更され、1区10・8キロ、2区12・2キロ、3区20・1キロ、4区10・0キロ、5区10・3キロ、6区18・6キロの6区間82キロとなった。最長の3区がエース区間となり、2番目に長いアンカー区間では土壇場の逆転劇も展開されそうだ。各区間ともにアップダウンがあり「ミヤコブルー」と呼ばれる海を望めるポイントも多い。美しくタフなコースで好レースが期待される。

 箱根駅伝を連覇した青学大は、1区10位の宇田川瞬矢(3年)、16人の登録メンバー入りした平松享祐(2年)、黒田然(1年)ら有力選手が出場予定。原晋監督(57)は「箱根に続いて宮古島でも連勝を狙います」と元気よく話した。

 国学院大は昨年の宮古島大学駅伝で全5区間で区間賞の完全優勝を果たした。宮古島で波に乗った国学院大は今季、学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(昨年10月14日)、第2戦の全日本大学駅伝(昨年11月3日)で快勝し、2冠に輝いた。今大会には、今年の箱根駅伝で登録メンバー入りした岡村享一(1年)ら有望株が出場予定。宮古島で連覇を目指す。

 今年の箱根駅伝に出場した大学では12校が出場する。そのうち、優勝の青学大、3位の国学院大、4位の早大、5位の中大、6位の城西大、8位の東京国際大、10位の帝京大とシード校(10位以内)が7チームも参戦。10位と7秒差で惜しくもシード権を逃した11位の順大や昨年10月の箱根駅伝予選会で14位敗退した東海大などは宮古島から再スタートを切る。

 沖縄県の競技レベル向上のため、北山高、那覇西高、宮古島中高生選抜の沖縄3チームがオープン参加する。北山高と那覇西高は6区を4分割、宮古島中高生選抜は6区を5分割する。

 各校の補欠選手などで編成される混成チームもオープン参加する予定。出場チームと出場選手は大会前日(2月8日)の代表者会議で最終決定される。

 23年は6校、24年は9校、そして、今回は14校と出場校は大幅に増加した。レースのレベルも年々アップ。昨年大会1区で区間賞を獲得した国学院大の野中恒亨(2年)は今季、出雲駅伝4区、全日本大学駅伝5区で連続区間賞を獲得するなど大きく飛躍した。宮古島市の座喜味一幸(ざきみ・かずゆき)市長(75)は「箱根駅伝、全日本大学駅伝、出雲駅伝のメジャー大会に匹敵する大会を目指しております」と話す。

 大会名の「ワイドー・ズミ」は宮古島の方言で、ワイドーは「頑張れ」、ズミは「最高」の意味。宮古島で「頑張る」学生ランナーの「最高」の走りが期待される。「宮古島から箱根へ―」大学駅伝界で新しい格言が生まれつつある。

 レースは2月9日午前9時スタートで午後1時頃にゴール予定。熱戦の模様は同日午前8時30分~午後2時30分までスポーツブルでライブ配信される。

 宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025の出場校は以下の通り。

 青学大(第101回箱根駅伝優勝)

 国学院大(同3位)

 早大(同4位)

 中大(同5位)

 城西大(同6位)

 東京国際大(同8位)

 帝京大(同10位)

 順大(同11位)

 立大(同13位)

 神奈川大(同16位)

 専大(同18位)

 大東大(同19位)

 東海大(同予選会14位)

 芝浦工大(同予選会23位)

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