巨人ドラ１・石塚裕惺、２度目の休日返上練習「まだまだ元気。何もやらないのは嫌なので」

休日返上でティー打撃を行った石塚（カメラ・小林　泰斗）

　巨人のドラフト１位・石塚裕惺内野手（１８）＝花咲徳栄＝が１７日、前回のオフに続いて２度目の休日返上で練習を行った。３日間の新人合同自主トレ第１クールを終え「数としては全然物足りない。まだまだ元気」と約２時間、体を動かした。

　やる気が抑えられない、といった様子でＧ球場室内に姿を見せたのは午前８時半頃。「何もやらないのは嫌なので。そんなに追い込んでるわけじゃないですし」。母校のカラーで、自然と選んでしまうという水色のマスコットバットを手に、マシン打撃などをこなした。

　意欲はとどまらない。ドラ４・石田充冴（北星学園大付）と育成５位・西川歩（山村学園）の姿を見つけると「バッティングだけのつもりで来たら、（２人が）ノックするって言うから」と守備練習にまざった。近くにあったミニグラブを使用し「難しかったです」と言いつつ、普段と異なる感覚を楽しんだ。

　１８日から合同自主トレの第２クールが始まる。キャンプは２軍スタートとなる金の卵は「キャンプに向けて強度を上げていくみたい。楽しみです」と声を弾ませた。（臼井　恭香）