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平松愛理が5年ぶりに神戸でメモリアルライブ開催「被災体験を次の世代へ」

スポーツ報知 / 2025年1月17日 20時28分

メモリアルライブでファンと一緒に熱唱する平松愛理

 神戸市須磨区出身の歌手・平松愛理が17日、兵庫・神戸煉瓦倉庫 K―waveで、メモリアルライブ「1.17 KOBE MEETING 2025~あれから30年~」を開催。約120人が集まった。

 「1.17 KOBE MEETING」は、神戸市で生まれ育った平松が、1995年1月17日の阪神・淡路大震災後、復興支援を目的としたプロジェクトライブ。震災から25年がたった20年に一度区切りをつけたが「東北や能登半島へのつながりも意識したライブに」と5年ぶりに復活したメモリアルライブに込めた思いを明かした。また「自然災害が増えている日本で、今私がやるべきことは、あの1995年1月17日に神戸で起きたことを被災体験のある方たちが、次世代や自然災害を知らない人たちへ語っていただくことをお願いすること。それが最大の“備え”になる」と訴えかけた。

 震災時ツアー中だった平松は、2月にようやく神戸入り。町はたちこめる粉じんによりモノクロの世界に変わり果てており、実家は全壊していた。「亡くした仲間、崩壊した町並み、今も思い出すだけで辛くなります。寄り添う気もちで続けてきた『KOBE MEETING』を通して学ぶことをどんなに積んでも、実際に被災した方たちが何を見て、その時どうして、どう立ち直ってきたのかは私の予想を遥かに超えるもの」と思いを寄せた。この日は代表曲の「部屋とYシャツと私」や震災直後に発表した復興チャリティー曲「美(うま)し都~がんばろやWe love KOBE~」など全13曲を熱唱した。

 公演後にはファンと握手してお見送りをした平松。このライブの収益金は、震災&交通遺児支援施設「神戸レインボーハウス」(東灘区)、「東北レインボーハウス」(石巻)、そして宮城県亘理郡山元町で行われている復興支援活動「黄色いハンカチプロジェクト」の維持管理を行っている「やまもと語りべの会」に全額寄付される。

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