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J1柏・布部陽功FD 新監督を迎えた今季へ「3つの基本を守りながら、新監督のプレースタイルを浸透」

スポーツ報知 / 2025年1月18日 1時0分

新体制発表会にてあいさつした柏・布部陽功FD

 J1柏は17日、柏市内で2025年シーズンの新体制発表会を開催した。

 布部陽功フットボールダイレクター(FD)も新体制発表会に出席。あいさつでは、初めにJ2に降格した19年シーズンからクラブのマネージメントの基本としている「勝利」「尊重」「競争」について言及。布部FDは昨季の途中から「競争」が足りなかったことを指摘し、「選手への細かな要求や、選手同士の要求をこだわって、最後までやりきることができなかった。これが僕自身大きかったと思っています。スタッフも選手たちもしっかり要求するとやってくれる人材だったので、非常にもったいなかった」と振り返った。

 今季は徳島と浦和で指揮したリカルド・ロドリゲス氏を新監督に招聘(しょうへい)した。布部FDは就任にあたり、これまでのチームの歴史や現在のチームの改善点などを説明。徳島で20年にチームをJ1昇格、浦和で21年に天皇杯優勝に導いたスペイン出身の指揮官は、「J1でもJ2でも構わない。一緒に新しいレイソルを作ろう」と声をかけたという。就任が決まった12月以降は毎日のように連絡を取り、指揮官が掲げる「攻撃的な主導権を握るサッカー」を体現できるような選手をリストアップしていった。

 ロドリゲス新監督の要望通り、今季は新潟からJ1屈指のビルドアップ能力を持つ元日本代表GK小島亨介、湘南から同DF杉岡大暉ら実力者が新たに加入。さらに、指揮官とかつて共闘しお互いを知り尽くすMF渡井理己(徳島で18~20年)とMF小泉佳穂(浦和で21~22年)も加入するなど選手層を厚くすることに成功した。今オフの新加入選手13人は現時点でJ1最多。長崎から復帰したDF田中隼人も含め14人が昨季と違う顔ぶれとなる。

 2年連続で残留争いを繰り広げたチームの立て直しを図る今季は、始動日の練習からポゼッションの確認や対人の練習などといった強度の高いトレーニングを実施。ポゼッション重視のパスサッカーという新しいスタイルを浸透させることに時間を費やしている。今後、アカデミーでも新監督の掲げるスタイルに沿ったサッカーの浸透に取り組んでいくことを明かし、「長期的な話になるが、この3つの基本(勝利・尊重・競争)のバランスを守りながら、リカルド監督のプレーモデルを浸透させ、そこから上位争いをしてタイトルを取りに行きたい」と布部FD。今後の鹿児島キャンプで、主体的にボールを動かす「攻撃的なサッカー」のさらなる構築を目指す。

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