1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

J2札幌 MF近藤友喜が沖縄キャンプで定位置確保へ再アピール…14日に右足甲捻挫も17日完全合流

スポーツ報知 / 2025年1月18日 5時30分

右ウィングバックの定位置確保を目指すJ2札幌の近藤(カメラ・砂田 秀人)

 J2北海道コンサドーレ札幌のMF近藤友喜(23)が、定位置確保へ再アピールを誓った。14日に右足甲を捻挫し、別メニュー調整していたが、17日に完全合流。キャンプ地である沖縄・金武町での紅白戦など、全メニューを消化した。今季初の対外試合となった15日のFCセリオーレ戦(11〇0)は欠場。出遅れを取り戻すため、18日のJ3栃木戦を含めた沖縄での残り3戦で結果を残し、右ウィングバック(WB)の座を確固たるものにする。

 右サイドを全力で駆け、激しく競り合う。近藤が紅白戦で完全復調を示した。14日の練習中に右足甲を捻挫したが、3日ぶりの実戦練習を終え「公式戦だったらやれるような痛みだったから。もう全然、大丈夫です」と万全を強調した。18日からの対外試合3戦へ不安がなくなり、「一試合一試合、アピールしていければ」と巻き返しを期す。

 昨季は主に右WBとしてJ1で29試合に出場した。プレー時間もフィールド選手で7番目の2214分。主力を務めたが、岩政大樹監督(42)に代わった今季、危機感を忘れていない。指揮官は定位置争いを「横一線」と明言。セリオーレ戦では右WBに入った白井陽斗(25)が得点すると、「オーレ」と好プレーに対する口癖を連呼した。近藤は「点を取っているし、今は陽斗君の方がいいプレーをしてるかなと。現状は彼の方が上なのかなと思う」とライバルの存在感を認める。だが、レギュラーの座を譲る気はまったくない。

 “奪還”への道筋は描かれている。「監督のやりたいサッカーを理解して尊重しながら、その中で自分の良さが出せればいい」。フォア・ザ・チームを第一に考えた上で、持ち味とする縦へのドリブル突破と動き出しをミックスさせる。セリオーレ戦を見て「サイドのローテーション(ポジションの入れ替わり)が多いが、僕は外に張って仕掛けたりが特長。2つのパターンをうまく組み合わせていければ」とイメージする。指揮官が目指す攻撃的サッカーを、自身の武器で活性化させるつもりだ。

 複数クラブからオファーがあった中、残留を決断した。目指す代表入りへ、J2でのプレーは遠回りにも見えるが決してそうではない。「昇格させる力がなければ、代表には関わってなどいけない。将来を考えた上でも昇格は絶対にする」と近藤。志を形とするためにも、右サイドの定位置は誰にも渡さない。(砂田 秀人)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください