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【日本ハム】ドラフト1位・柴田獅子が独自の二刀流をつくりあげる「自分の答えを見つけ出しながらやりたい」

スポーツ報知 / 2025年1月18日 5時30分

投手としてキャッチボールから真剣な柴田(カメラ・川上 晴輝)

 日本ハムの稲葉篤紀2軍監督(52)は17日、二刀流のドラフト1位・柴田獅子(れお)投手(18)=福岡大大濠=の育成プランに言及した。千葉・鎌ケ谷で行われている新人合同自主トレを視察し、打撃練習などを行った野手・柴田を高く評価。可能性を限定せず育成していく方針を示し、大谷翔平(30)=ドジャース=も経験していない内野手での出場など柴田独自の二刀流を目指す考えを示した。

 柴田は合同練習後、「本当にやりたいことが多すぎて。ピッチャー、バッターどっちもやるんで、まだ、誰も正解とか分からない。自分の答えを見つけ出しながらやりたい」と目を輝かせた。

 誰も歩いたことのない道を、歩ける素材だと感じている。二刀流の選手が徐々に増えている現状を踏まえ「新しいのができたらいいんじゃないですか。柴田くんしかできない二刀流。どんなのがあるか分からないけど、いろんなのができたらこれはこれで、新たな道になるじゃないですか」。型にはめず固定観念にとらわれない、新たな二刀流の形を一緒に模索していく。

 無限の可能性に、稲葉2軍監督も目を細める。「初めて初めて。だから見に来たんだけど。二刀流、いいじゃないですか」と笑った。打撃練習を見守り、非凡なセンスを感じ取った。「ショートやりながらピッチャーやって、守れてっていう可能性ももちろんあるし。いろんな可能性を含めて、見させていただきながら進んでいこうかなと思ってる」と声を弾ませた。

 合同自主トレには投手用、内野用、外野用と3種類のグラブを準備。この日は内野用のグラブでノックを受けるなど、内野守備にも挑戦していく。ただ「二刀流って相当きついからね。そんな簡単じゃないと思う。この1年は体をつくりながら、プロの世界に少しずつ慣れていきながらっていう感じかね」と負担を考え、慌てず大きく育てていく。

 大谷はルーキーイヤーにキャンプでは遊撃にも挑戦したが、内野手としての試合出場はない。矢沢宏太投手(24)も野手での出場時は外野手。大谷で蓄積したデータや成果を挙げた方法論もあくまで参考に、“再生産”ではなく柴田が独自の二刀流をつくり上げる。

 

 

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