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佐々木朗希投手獲得を目指すブルージェイズが、最後の一手、国際ボーナスプール枠増狙いでトレード成立

スポーツ報知 / 2025年1月18日 4時13分

佐々木朗希

 ロッテから佐々木朗希投手獲得を目指すブルージェイスは17日(日本時間18日)、金銭トレードで、ガーディアンズからマイルズ・ストロー外野手を獲得。交換条件として、2025年度の国際ボーナスプール枠の増額を確保したことを発表した。

 ブルージェイズはストロー外野手と国際ボーナスプール枠内の金銭を獲得。ガーディアンズは、後日発表扱いの交換要員と金銭を受け取ると、している。

ブルージェイズ担当のキーガン・マシソン記者は自らのXに「これは、佐々木獲得を目指すブルージェイズにとって、極めて積極的な動きであり、まさにチームが必要なことだ」と投稿した。

 ストロー外野手の獲得は、2年総額1380万ドル(約21億円)の年俸に加え、2027年の解約金175万ドル(約2億7000万円)を支払うリスクを背負うものだが、同記者は「もし、それで佐々木が獲得できるなら、なんの問題もない」と指摘している。

 ストローは、2022年4月にガーディアンズと5年総額2500万ドル(約39億円)の契約延長に合意したが、以後、深刻なスランプに陥り、昨年はウェーバー公示された上で、主に3Aでプレー。11月に40人枠を外れ、事実上の”不良債権化”していた。ブルージェイズは、佐々木獲得のために、大きなリスクを負った格好だ。

 12月10日にロッテからポスティング公示された佐々木朗希投手の争奪戦は、米東部時間23日午後5時(日本時間24日午前7時)に交渉締め切りと、最終局面を迎えている。米メディアでは、パドレスが有力新人と契約したことでドジャースとの2球団に絞られたとも伝えられており、ブルージェイズが、国際ボーナスプールの上限枠を最大限に広げて、佐々木獲得に最後の一押しを試みた。

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