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女子サッカー皇后杯 連覇狙ったINAC神戸、前回大会決勝と同カードに敗戦し準決勝で敗退

スポーツ報知 / 2025年1月18日 16時19分

試合前に整列し写真に写るINAC神戸の選手たち(カメラ・森口登生)

◆皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会▽準決勝 三菱重工浦和4―1INAC神戸(18日・サンガスタジアム)

 連覇を目指すINAC神戸が三菱重工浦和(ともにWEリーグ)に完敗した。昨年決勝では1―1(PK6―5)で制して7度目の優勝を果たした相手だったが、準決勝で敗退となった。

 INAC神戸は、序盤から相手の元日本代表MF塩越柚歩を起点とした攻撃に攻め込まれる展開が続いた。それでも前半22分、敵陣深い位置の左サイドから、ロングスローでチャンスを演出。2人が頭でつなぎ、最後はDFヴィアン・サンプソンが右足でゴールの右隅に流し込んで先取点を奪った。しかし同42分、MF塩越がペナルティーエリア手前で右サイドへ預けると、DF遠藤優の折り返しを同代表FW高橋はなに合わせられて同点。さらに、同アディショナルタイムにはFW高橋のループパスに抜け出したFW島田芽依に逆転弾を許し、1―2で前半を終えた。

 後半INAC神戸はCKや、サイドを使った崩しで果敢にシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことはできず。すると同21分、相手FW高橋が敵陣でボールを奪ってパス。受けたMF塩越が冷静にゴール左隅にコントロールし、得点を挙げた。約7分後にはMF伊藤美紀にもゴールを決められ、計4失点で敗れた。

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