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ACジャパンのCMが急増…フジテレビ会見から一夜、日本生命などCM続々と取り下げ

スポーツ報知 / 2025年1月19日 5時0分

フジテレビ

 一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広(52)による女性トラブルに関して、港浩一社長(72)が初めて言及したフジテレビの定例社長会見から一夜明けた18日、スポンサーが続々とCMの取り下げを決めたことが分かった。

 日本生命は「千鳥の鬼レンチャン」(日曜・後8時)と「Mr.サンデー」(同・後10時)、さらに「めざましテレビ」(月~金曜・前5時25分)の3番組のCMを取り下げ。同社はスポーツ報知の取材に「報道の状況等を総合的に判断し、フジテレビさんのCMに関しては(公益社団法人)ACジャパンに差し替える対応を取ります」とコメントした。

 他にも明治安田生命保険、トヨタ自動車、アフラック生命保険などが、同局へのCMを当面の間差し止め。トヨタを始めとして、日本を代表し多くの広告を出稿している企業の判断を見て、今後も他の企業が追随する可能性は高い。また状況が改善しない限り、契約更新の段階などでの撤退も十分に考えられる。

 一方、この日の放送でも“スポンサー離れ”は明らかに。会見について報じた「めざましどようび」(土曜・前6時)では、午前8時半の放送終了までにCM枠に空きが生じた場合に放送されることが多いACジャパンのCMが14本流された。前週はゼロだった。この日は前週に複数流れていたトヨタ自動車のCMがなかったほか、提供として社名が表示された日産自動車のCMも流れなかった。同番組以降もACジャパンのCMは随時放送され、午後9時までに計43本に及んだ。

 同局は17日の会見で騒動の沈静化を図ったが、さらなる炎上を引き起こす形に。犬竹紳晃常務取締役は「営業局を挙げて、誠心誠意ご説明させていただいている。オールフジテレビで向き合う」としたが、スポンサーにとっては港社長による歯切れの悪い発言、何より23年6月からトラブルを把握しながらの“事後報告”となったことで同局に「NO」を突きつけ、距離を取り始めたことが顕著となった。(田中 雄己)

◆契約方法2パターン 広告料は数百万から3億円

 通常、放送局へのCM出稿は番組内で「提供」として社名などが読み上げられる「タイム」と、決まった時間を指定して広告料を支払う「スポット」の2パターンに大別される。日本生命の場合は「Mr.―」と「めざまし―」はタイム契約、「千鳥―」がスポット契約だった。有事の場合、一般的には放送局側の都合で広告を引き揚げることはなく、スポンサー側からの申し出でACなどの公共広告などに映像が差し替えられる。

 広告料は放送時間帯や視聴率によって大きく異なる。フジテレビへの出稿希望者向けホームページによると、「ネットタイム」と呼ばれる全国エリアが対象のCMは半年間、週1回放送の契約で4000万~3億円。首都圏エリアのみの「ローカルタイム」は1300~4000万円、1週間~1か月契約の「スポット」は放送本数が10本~400本とさまざまな契約が可能で、金額も300万~2億円と幅が広くなっている。

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