朝日杯２年ぶりＶへ藤井聡太七冠が初戦突破 午後２時から注目のＶＳ服部慎一郎六段

藤井聡太七冠

　将棋・藤井聡太七冠＝竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖＝が１９日、名古屋市「ポートメッセなごや」で午前１０時から指された第１８回朝日杯将棋オープン戦１回戦で、阿久津主税八段に先手の９１手で勝ち、初戦を突破した。

　この日、同所で同時並行で指された１回戦で、強豪・丸山忠久九段を破った服部慎一郎六段と午後２時から２回戦を戦う。

　服部は今期、これで３２勝４敗で勝率約８割８分９厘とし、歴代最高勝率更新を射程圏に入れている。先月デビューした２戦２勝の新四段２人を除けば圧倒的に今期１位で、藤井ＶＳ服部は公式戦では初手合い（非公式戦では藤井１勝）となり注目される。

　藤井は２０２３年（２２年度）以来２年ぶり５度目の優勝へ向け、ベスト４入りを目指す。