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都道府県駅伝5区で佐久長聖の佐々木と八千代松陰の鈴木が区間新 今春そろって早大へ 青学大の原晋監督も警戒

スポーツ報知 / 2025年1月19日 14時22分

昨年12月の全国高等学校駅伝競走大会で長野県勢として男女アベック優勝し、記念撮影を行う男子・佐久長聖(左)と女子・長野東(右)の選手ら

◇第30回 全国都道府県対抗男子駅伝 (19日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)

 各都道府県の代表選手が出場し、学生・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・5キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)で競う。

 高校生最長区間の5区で、長野・佐久長聖の佐々木哲(3年)が23分32秒の区間新記録で走破した。23年大会で高校の先輩の吉岡大翔(現順大2年)がマークした23分52秒の区間記録を大幅に更新した。1キロ平均2分46秒のハイペースで、残り1・5キロを同じペースをキープしたと仮定すると10キロ27分41秒2と高校生としては驚異的なタイムとなる。長野を4位から首位に引き上げた。

 千葉・八千代松陰の鈴木琉胤(るい、3年)も23分46秒で走り、従来の区間記録を更新した。

 佐々木、鈴木ともに今春、早大に入学する。今年の第101回箱根駅伝(2、3日)で4位だった名門にとって、頼もしいルーキーとなる。箱根駅伝で総合新記録で2年連続8度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(57)も「来年の箱根で早大は相当に強い」と警戒心を強めている。

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