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【京成杯】重賞初挑戦のパーティハーンは伸び欠いて5着 戸崎圭太騎手「良くなるのは、まだ先かな…」

スポーツ報知 / 2025年1月19日 17時1分

5着のパーティハーン(カメラ・荒牧 徹)

◆第65回京成杯・G3(1月19日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 昨年のダービー馬ダノンデサイルが重賞初制覇を飾ったクラシックへの登竜門の一戦に3歳牡馬14頭が出走し、単勝11番人気のニシノエージェント(美浦・千葉直人厩舎、父イスラボニータ)が、重賞初挑戦で初タイトルとなった。開業2年目の千葉調教師は、これがJRA重賞初勝利。津村明秀騎手は昨年のヴィクトリアマイル(テンハッピーローズ)以来で、京成杯は初制覇となった。勝ち時計は1分59秒9。

 2着は6番人気のドラゴンブースト(丹内祐次騎手)、3着は9番人気のミニトランザット(田辺裕信騎手)だった。3連単は172万7970円で、2022年の32万3010円を上回る同レース史上最高配当になった。

 戸崎圭太騎手(パーティハーン=5着)「すごくおとなしい馬で、まだちょっと体が使いきれていない。良くなるのは、まだ先かなという感じでした。距離はもうちょっとあっても大丈夫。癖もないので」

 佐々木大輔騎手(シマサンブラック=7着)「展開が向きましたし、調教よりも競馬の方がいい味が出ましたね。これからステップアップしていければ十分にやれそうなので、大事に育っていけたらと思います」

 レイチェル・キング騎手(センツブラッド=8着)「いい馬です。若さとか経験を含めて、よく頑張っています。もう少し成長してくる馬だと思いますし、これからステップアップしていく段階で、(現状では)重賞では厳しかったです。これからの馬です」

 菅原明良騎手(パッションリッチ=9着)「外枠(13番)でしたし、ピッチが上がらないタイプで位置が取りづらいので、出していって外を回らされるよりはと思って、あの位置取り(道中は13、12番手)になりました。距離が延びて良さそうなタイプですし、これから長いところでいいところがありそうです」

 三浦皇成騎手(ゲルチュタール=10着)「ゲートもうまく出て、それなりにいい位置を取れて、いい競馬ができたと思います。途中から思ったよりペースが速くなってしまって、緩さがあるので、かかえる必要がありましたが、それを補える乗り方が今日はできませんでした。能力はありますが、経験と完成度のぶんかもしれません」

  秋山稔樹騎手(コスモストーム=11着)「2コーナーまでは良かったかなと思いましたが、向こう正面で他馬に入られて、3コーナーでペースが上がった時は、どうしてもついていけなかったです。ダート向きかもしれませんし、2000メートルの距離も長かったかもしれません。改めてダートでいい競馬ができればと思います」

 斎藤新騎手(インターポーザー=12着)「1コーナーがタイトで、そこで力んでかんでしまったが、向こう正面で息が入って、インでじっとしてうまくなだめながら運べました。パタッとは止まっていないが、少しワンペースなところがあります」

 石橋脩騎手(タイセイリコルド=13着)「内枠(1番)だったので行こうとは思っていましたが、外からこられて、引くに引けない形になってしまいました。ペースが速くなってしまったし、引くくらい柔軟な感じで乗れればよかった」

 杉原誠人騎手(ガルダイア=14着)「返し馬で我慢ができましたが、ゲートに入ってから苦しいところが出ていました。スタートを決めていい位置をと思っていましたが、その後もムキになって、人間の手の内に入ってなかったです。心身ともに課題はありますが、今日に関してはうまく乗れず申し訳なかったです」

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