富樫勇樹、有言実行ＭＶＰに苦笑い「僕が選ばれると思っていた」賞金１００万円に「何かしらしたい」

ＭＶＰの富樫勇樹（カメラ・堺　恒志）

◆プロバスケットボール男子　Ｂリーグ　オールスターゲーム（１９日、千葉・ららアリーナ東京ベイ）

　年に一度の豪華祭典が行われ、富樫勇樹（千葉Ｊ）擁する「Ｂ．ホワイト」がジョシュ・ホーキンソン（ＳＲ渋谷）が主将を務める「Ｂ．ブラック」に１１９―１１４で勝利した。

　投票でＭＶＰに輝いたのは、３ポイント５本成功の１５得点を挙げた富樫だった。賞金１００万円を手にした。１７日の記者会見で「どんな手を使ってでもＭＶＰを取りたい」と目標を掲げ有言実行。「（千葉Ｊのホームの）船橋ということで、僕が選ばれると思っていた」と苦笑いし「ＭＶＰというより、この会場でオールスターができたことが幸せ。チームメートのおかげ。何かしらしたいなと思う」と語った。

　富樫はこの日、試合直後には「（ＭＶＰへの）手応えがなさすぎた」と反省も、同じくＭＶＰ候補に名を連ねた渡辺雄太（千葉Ｊ）、吉井裕鷹（三遠）、須田侑太郎（三河）が「富樫に清き一票を！」とファンに呼びかけた力もあってか、受賞を果たした。