「親子ユーチュバー」実力派中学生の上山宙大が区間8位と健闘 都道府県駅伝
スポーツ報知 / 2025年1月19日 18時2分
◇第30回全国都道府県対抗男子駅伝 (19日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)
各都道府県の代表選手が出場し、学生・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・5キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)で競った。
「駅伝王国」長野が2時間16分55秒の大会新記録で、コロナ禍による中止を挟んで4大会連続で最多の11回目の優勝を飾った。
約6万5000人のチャンネル登録者数を誇る「上山親子のランチャン」で中学陸上界で注目されている兵庫・小部中3年の上山宙大(うえやま・そらた)が6区3キロを8分51秒で走り、区間8位と健闘した。9位から8位に順位を上げた上山は「目標だった区間一桁順位をクリアできて、良かったと思います」と笑顔でレースを振り返った。
父・光広さんとランニングに取り組む日々を紹介する動画はこれまで800本以上アップされている。「サッカーや野球に負けないくらい陸上を盛り上げたいと思っています。きょう、父は中間地点の沿道で応援してくれました」と上山は話す。親子ユーチュバーとしての話題性だけではなく、兵庫県代表に選ばれるほどの実力を兼ね備える15歳は「高校では都大路(全国高校駅伝)を走り、大学では箱根駅伝1区で区間賞を取りたいです」と大きな目標を明かした。
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