高梨沙羅が女子高生とタッグ ジャンプ台で環境プロジェクト活動

女子ジャンプW杯個人第１１戦　２回目を飛び終え取材に応じる高梨沙羅（カメラ・島山　知房）

　１８年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅＝クラレ＝が発起人をつとめる環境プロジェクト「ＪＵＭＰ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　Ｅａｒｔｈ」の活動の一環として、１月１９日のジャンプ女子Ｗ杯札幌大会終了後、大倉山ジャンプ競技場で、北海道・藤女子高の生徒と共同で「マイボトルバー」を設置した。

　このプロジェクトは２３年に、自然環境を守り、次世代に残すことを目的として立ち上げられたもの。ブースでは、マイボトルを持参した来場者に無料でホット飲料を提供するなどした。昨年も行われたこのイベントに高梨は「楽しんで観戦しながらも、そういうことに気持ちを向けられる場があったりいいなと思う。このジャンプ台の稼働を再生可能エネルギーで稼働できるようにしたいけど、それまでの道のりはまだまだ長いかな」と夢を語った。