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【日経新春杯】人気4歳馬を一蹴!コンビ2戦目の西村淳騎手「勝負しにいった」直線突き抜けた5歳馬に広がる選択肢

スポーツ報知 / 2025年1月20日 6時0分

ロードデルレイ(右)がメイショウタバル(左から3頭目)をとらえると後続の追い上げも許さず、3馬身差V

◆第72回日経新春杯・G2(1月19日、中京競馬場・芝2200メートル、良)

 中京の第72回日経新春杯・G2は、ロードデルレイ(西村淳)が3馬身差の快勝で初の重賞タイトルをつかんだ。

 豪快に突き抜けた。ロードデルレイは西村淳の鼓舞に応え、馬場の真ん中を力強く伸びた。大逃げから粘り込みを図るメイショウタバルをかわし、外から差し脚を伸ばすショウナンラプンタ以下の後続に3馬身の差をつけ、重賞初制覇のゴールへ飛び込んだ。

 コンビ2戦目で初タイトルへ導いた鞍上は「本当にうれしいです」と笑顔がはじけ、「前走で初めて乗せてもらい、すごくいい馬だと思いました。(坂井)瑠星先輩、(川田)将雅さんに教育されているのが分かりました」と過去に手綱を執ってきた先輩2人の名前を挙げて感謝した。

 道中は中団8番手を追走。1000メートル通過57秒7の激流を「特に考えることなく、あの子のペースでいきました」と馬のリズムを第一に運び、4角手前からスパートを開始した。「少し折り合いが難しいところがあるが、勝負しにいった」。2走前のアンドロメダS、前走の中日新聞杯は逃げ切りを許して連続2着。今度こそつかまえようと西村淳は早めの仕掛けを選択した。4コーナーを回って早々と2番手に進出しタバルを射程圏内にとらえた25歳の若武者は力強く手綱を押す。そのゲキに呼応するように脚を伸ばすと、残り200メートルで鮮やかに抜き去った。

 中内田調教師は「強い競馬だった。抜け出すのが早くソラを使っていたけど、それでも勝ち切ってくれた」と愛馬をたたえ、「今回2200メートルをこなしてくれたのは大きな収穫。選択肢が広がりますね」とさらなる大舞台を見据えた。人気を集めた4歳世代を完封して、重賞ウィナーの仲間入り。昨年の覇者ブローザホーンはその後、宝塚記念を制した。真価を発揮した5歳のロードカナロア産駒が、この一勝を飛躍への足がかりにする。(山本 理貴)

 ◆ロードデルレイ 父ロードカナロア、母デルフィーノ(父ハーツクライ)。栗東・中内田充正厩舎所属の牡5歳。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産。通算成績は9戦6勝。重賞初勝利。総獲得賞金は1億7434万9000円。馬主は(株)ロードホースクラブ。

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