Ｊ２札幌 ＭＦスパチョークがトップ下定位置争いに名乗り「自信がある位置。できるし、やれる」

プールで調整する札幌のスパチョーク（球団提供）

　Ｊ２北海道コンサドーレ札幌ＭＦスパチョーク（２６）が、トップ下の定位置争いに名乗りを上げた。沖縄キャンプ中の札幌は１９日、宿舎内のプールで調整した。タイ代表での活動後、オフを経て１７日に沖縄入りしたスパチョークは「休んでいる間は体の回復に専念してきた。まずまずいい状態」とリフレッシュ効果を強調。加入４年目で岩政大樹監督（４２）に体制が代わった今季へ「全てのものが新しくなり、新たなチャレンジが始まる。個人としてもチームとしても頑張っていかないと」と決意を口にした。

　昨季までは１トップ下のシャドーを務め、Ｊ１で５０試合出場を達成した。２トップに代わる今季、指揮官からはトップ下での起用方針を示されているが、スパチョークは「去年とあまり変わらないし、やってきたことのあるポジションなので」と意に介していない。同位置はここまでＭＦ青木が務め、対外試合２戦連続得点中と中核をなすも「争いは確かに厳しいが自信がある位置。できるし、やれる」と割って入っていく。

　チームへの合流は遅れたが不安はない。「毎日の状態や練習の出来具合を見ながらにはなるが、もう少しやっていけば実戦にも出られると思う」。きょう２０日の全体練習初合流から２月１６日の開幕・大分戦（クラド）までを逆算し、態勢を整えていく。（砂田　秀人）