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高3の佐藤柚月が2戦連続でW杯ポイント獲得…スキーW杯ジャンプ女子札幌大会

スポーツ報知 / 2025年1月20日 6時3分

1回目109・5メートルを飛んだ佐藤(カメラ・島山 知房)

◇スキーW杯ジャンプ女子  札幌大会 (19日、札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル、K点123メートル)

 個人第11戦が行われた。高校3年生の佐藤柚月(17)=札幌日大=が1回目109・5メートル、2回目92・5メートルで29位に入り、2戦連続でW杯ポイント(30位以内)を獲得した。日本勢最上位は高梨沙羅(28)=クラレ=の8位。道内勢は伊藤有希(30)=土屋ホーム=が15位、勢藤優花(27)=オカモトグループ=が19位、岩佐明香(28)=大林組=が27位だった。

 日本勢最年少の佐藤が期待に応えた。開催国枠で出場した18日の個人第10戦で28位に入り12人から6人に絞られたこの日も日本代表メンバー入り。1回目に有利な向かい風を受けながら109・5メートルを飛んで27位で2回目に進み、30位以内に与えられるW杯ポイントを2戦連続で獲得して見せた。

 18日の試合後、会場からの帰宅直前に出場を知らされ、「日本チームの代表として出るので、頑張らないといけないと思いました」。より一層気を引き締めてこの日の予選に臨み、101・5メートルを飛んで23位で通過(40位以内)。「苦手」という追い風が吹いた本戦2回目は92・5メートルに終わったものの、日本女子チームの横川朝治ヘッドコーチは「これでポイントを持っているのが(日本勢で)7人になった。大収穫ですね」と若手の躍動に目を細めた。

 高校2年の昨季、本戦に初出場し、今季は初めてポイントを獲得。順調に階段を上がっているが、世界に目を向けると19歳のニカ・プレブツ(スロベニア)が総合ランキング2位につけるなど同世代が世界のトップで活躍しており、慢心はない。2月にはW杯アメリカ・レークプラシッド大会への参戦も予定している17歳は「日本チームのエースになれるように頑張りたい」。次に目指すのはW杯での1ケタ順位。22日が誕生日。18歳初の公式戦となる蔵王大会(24~26日)から、次の目標に向かって突き進む。

(島山 知房)

 伊藤 有希(昨季1勝の札幌大会で2戦連続2ケタ順位に終わり)「どちらも苦しいジャンプになった。(巻き返したい気持ちが強くなった?)もちろんです」

 勢藤 優花(1回目10位につけるも、2回目に失速)「空中に出る恐怖心を強く感じたぶん、動きが硬くなってしまった。やることは一緒なので、継続ができればこの先のW杯につながる」

  岩佐 明香(2戦連続でW杯ポイント獲得)「(調子が)良くない中でポイントを取れたのは良かった。(蔵王大会は)ジャンプ台の形状も変わりますし、イメージをつくり直して元気に臨みたい」

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