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三笘薫、1年5か月振りの1ゴール1アシスト!敵地で3―1マンU粉砕の主役!!

スポーツ報知 / 2025年1月20日 5時53分

◆イングランド・プレミアリーグ 第22節 マンチェスターU1―3ブライトン(19日、マンチェスター・オールドトラフォード)

 日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンはアウェーでマンチェスターUと対戦。前戦のイプスウィッチ戦で先制点を奪い、元日本代表FW岡崎慎司の日本人選手最多となるプレミアリーグ通算14ゴールと並んだ三笘は、この試合も4ー2ー3ー1の1・5列目の左サイドで先発。2023年8月19日に行われたウルバーハンプトン戦以来となる1ゴール1アシストを記録し、3ー1勝利の主役となると、この試合のゴールでプレミアリーグでの通算ゴールを「15」に伸ばして、日本人選手の単独歴代1位となった。

 試合開始直後の前半5分から三笘がフルスロットルで縦に抜けた。ボランチ・バルバからのロングボールにトップスピードで飛びつき、そのままマンチェスターUのウイングバック、マズラウィを引きちぎって相手のペナルティーエリア(PA)内に侵入した。前に出たGKオナナを嘲笑うように横パスを出すと、ミンテが楽々と決めた。

 自分でシュートも考えたというが、試合後、三笘は「完全にフリーだったんで。こっちの方が確率は高いと思いました」と話して、アシストしたシーンを振り返った。その言葉の通り、20歳ガンビア代表FWの仕事は至近距離からガラ空きとなったゴールに右足で押し込むだけ。ブライトンが前節のイプスウィッチ戦に続き、アウェーで先制点を奪った。

 三笘のゴールは”このごっちゃんアシスト”のお返しとばかりに、ミンテが右サイドからのクロスでお膳立てした。

 マンチェスターUが前半23分に主将フェルナンデスのPKで追いつき、1―1で始まった後半15分。ミンテが右サイドから放ったクロスにファーサイドに飛び込んだ三笘が、今度は並行して走り、食いついてきたマズラウィと競り合いながら右足を合わせてゴール。同8分にペドロが決めたゴールがVARで取り消された後だけに、強烈な勝ち越し点となった。

 勝利への執念がにじみ出たようなゴールだった。しかし三笘は「クロスが9割くらいのゴールでした」と話して、まずミンテのアシストボールを褒めた。そして「今シーズンあそこに何度も入ってきてなかなか決められなかったんで。一つ形になって良かったと思いますし、ここのところずっと言われていたんで、入り続けるのは大事かなと思います」と続けて、今後のゴール量産を予感させた。

 さらに守備でも貢献した。後半31分にラターがマンチェスターUのGKオナナがクロスをキャッチミスしたこぼれ球にゴール前で飛びつき、3点目が追加されたが、それでも三笘は「1点もやらない」という気迫がこもった守備を見せた。

 出足の早さで相手の攻撃を寸断した守りに関しては、「やられたというシーンはあまりなかったんで、そこは良かったと思います」と話して、及第点を与えた。

 これでプレミアリーグの通算ゴールが「15」となり、それまで日本人歴代1位の岡崎を抜いて単独トップとなった。

 しかし三笘は「前回も言いましたけど、いずれ越えないといけないですし、もっともっと取らないといけないと思う。そこ(記録)に固執するというか、もっとチームの勝利に貢献するプレーをしないと、試合に出られない。まず試合に出るというところでそれ(数字)がついてくるだけかなと思う」と話して、あくまで謙虚な姿勢を崩さず、このゴールも通過点という意識を強調した。

 三笘が2試合連続でゴールを決めて、ブライトンが2連勝。8戦未勝利の長いトンネルを抜けると、三笘が爆発した。

 「怪我人が戻ってきて、シーズンの最初のようなパフォーマンスができれば、どんな相手でも勝てると思う。今日のインテンシティだったり、勝ちたいというメンタルを出せれば、もっともっと上には行けると思います」と三笘。今季後半戦に向けてポジティブな言葉を残し、世界的に有名なマンチェスターUホームのオールド・トラフォードを後にした。

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