ファームで延長タイブレーク導入 シーズン前半は無死二塁で試行 タブレット持ち込みもＯＫ

桑田真澄２軍監督と一緒に会場入りする巨人・阿部慎之助監督（カメラ・竹松　明季）

　プロ野球１２球団の監督会議が２０日、都内で行われ、今季からの規則や試合運用に関しての変更事項が確認された。

　すでに実行委員会などで導入が決まっていたファームの試合での延長タイブレーク制については、開幕から６月２２日までは延長１０回無死二塁から、その後シーズン終了までは無死一、二塁から攻撃を開始することに。

　また、同じくファームの試合では、これまで禁じられていたベンチへのタブレット端末持ち込みが３台まで可能になった。

　タイブレーク、端末持ち込みとも、ＭＬＢなどでは導入済み。ＮＰＢではファームでの試験導入により、試合への影響やファンからの支持などを見ながら、今後の本格導入へ向けて検討を進めていく。