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巨人宮崎キャンプでナインの「悩みの種」が解消へ リーグ連覇へ朗報

スポーツ報知 / 2025年1月21日 5時10分

24年、ウェートトレーニングを行う大勢

 巨人の宮崎キャンプで、“筋トレ渋滞”を緩和するためにウェートトレーニング場を増設する方針であることが20日、分かった。これまで1軍選手はサンマリンスタジアム内のトレーニング室を使用していたが、今春キャンプではサンライズブルペン横に、新たなトレーニング場を確保する準備が進行中で、アーリーワークでの活用も見込む。2倍効率となった“マッチョ化計画”でGナインが強固な土台を築き上げていく。

 リーグ連覇、日本一を目指して2月1日にキャンプインを迎えるGナインに朗報だ。春季キャンプでの悩みの種となっていた“筋トレ渋滞”の緩和、順番待ちの時間ロス解消に向けて対策が講じられることが明らかになった。

 これまでの春季キャンプでは、1軍選手がサンマリンスタジアム内の1か所でウェートトレに励んでいた。しかし、同時にトレーニングができるのは4人程度とスペースに限りがあり、順番待ちをする光景がよく見られた。そこで今回、球場に隣接したサンライズブルペン横のスペースにトレーニング場を新設。ベンチプレスとスクワットができる設備が3台ずつ程度設置される予定となり、既存の設備と併せて2倍効率でトレーニングに励める環境が整うことになった。

 球団関係者は「選手はみんなトレーニング意識が高い。自主トレ中からしっかりと取り組んでいる人が多いから、キャンプ中はそれを継続させてあげたい。(新たに)作ったことでフリースペースが確保できることもいい」とメリットを説明。新人唯一のキャンプ1軍スタートとなった荒巻は「トレーニングは好きです。追い込みます!」と歓迎した。

 準備の面でもメリットは大きい。現在では多くの選手が全体練習開始前にウェートトレやストレッチなどの「アーリーワーク」を実施。これまではスペースが足らず、ベンチ裏でマットを敷いて行う選手もいたが今後はその心配がなくなる見通しだ。球団関係者は「肩や股関節、体幹などの準備はほぼ全員がやっている。それがちゃんとした場所できることが一番大きいかもしれない」と期待した。

 「一年の計はキャンプにあり」とは球界の格言。沖縄での2次キャンプは実戦がメインとなるため、宮崎での2週間でどれだけ肉体づくりをできたかがシーズンの結果にも影響する。従来より2倍効率でトレーニングが積め、量も質も間違いなく上がる今春キャンプ。宮崎の地で強く、たくましく鍛えられた筋肉は裏切らない。(小島 和之)

 ◆過去のキャンプ地改造

 ▽2006年 室内練習場が全面人工芝に、軟式野球場(B球場)の横に新ブルペンが完成。木の花ドーム内も同時に最大4人まで打撃練習が行えるように改造。また、サンマリン三塁側に隣接する芝生広場に幅20メートル、長さ43メートルのノック専用グラウンドが新設された。

 ▽19年 サンマリンに隣接する屋内型の新ブルペンが新設され、原監督が「サンライズブルペン」と命名。サブグラウンドも新設された。

 ▽23年 3軍の新キャンプ地となった都城市・高城運動公園に新ブルペンを設置。三塁側後方にあったグラウンドゴルフ場をサブグラウンドに改修。その横のブルペンも増設。マウンドとブルペンの土は全て東京Dと同じ土の素材が用いられた。

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