林家あんこ、2025年最初の新春“地域寄席”を東京・両国で開催!寄席紙切り芸の林家楽一も登場で観客魅了、「寄席のまち・すみだ」へ盛り上げる!
スポーツ報知 / 2025年1月21日 11時18分
女流落語家で林家しん平門下の二ツ目、林家あんこ(38)が20日、東京・両国で2025年最初の「新春東あられ寄席」を行った。第21代すみだ親善大使も務めた出身地・墨田区にある老舗店舗での“地域寄席”は23年8月から開催され、今回で10回目。新春にちなんで『松竹梅』『藪入り』と2つの演目を口演したほか、最後は竹のすだれを使った日本の伝統芸能「南京玉すだれ」も披露して締めくくり、会場を沸かした。
ゲストには寄席紙切り芸の林家楽一(44)が登場。リクエストのお題を1枚の紙を使ってはさみで切り抜いていく即興芸で観客を魅了した。楽一を始め、墨田区にはあんこを含め多くの噺家が住んでおり、そのうちの1人、五街道雲助(76)が23年に落語家4人目の人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定され、昨年9月にはソフトバンク・王貞治球団会長(84)らに次ぐ名誉区民に選定されたことから落語への関心が高まっている。
この日の会場となった「東あられ本舗」は創業114年を誇るあられ・おかきの専門店で知られ、次回は2月17日に開催予定。地元出身の古今亭圓菊が出演する。日本テレビ「笑点」アシスタントとして出演中の林家あんこも多忙の合間を縫って1月26日の「向じま・墨亭」主催の落語会に出演。3月30日には「本所地域プラザビックシップ」多目的ホールで師匠の林家しん平を特別ゲストに迎えて独演会を予定しており、いずれも墨田区内での開催。今後も地元での“地域寄席”を精力的に行っていく。
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