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川淵三郎氏 八村塁の協会批判に「断固許せない話。僕の個人の意見です」…日本協会会見で言及

スポーツ報知 / 2025年1月21日 16時2分

川淵三郎氏

 日本バスケットボール協会の会見に登壇した川淵三郎氏が21日、NBAレイカーズの八村塁が日本代表の在り方や現体制、日本協会が決定した人事に関して私見を述べ、バスケ界に大きな波紋を呼んだことを受けて、初めて言及した。

 まず、八村については「2016年9月のBリーグのオープニングのVIPルームに一人で来て、『川淵さん、Bリーグを作っていただいてありがとうございました』と言いに来た。感心した思いがある。すごくリスペクトした」とした上で、「今回も問題に関して、彼(男子日本代表のトム・ホーバス監督)の能力否定するのは、今の選手の気質というか、僕らの時代とはまるで変わっているとしても、バスケに対する指導性をないがしろにするような話をしていいと思ってるのかというのは不思議でしょうがない。何より日本バスケ協会の理事会で決まった監督がダメだというのは、協会の決定は無視して、何を言ってもいいと思ってるのかな?と思いました。これは許されるものではないというのは僕の考え方。やっぱり選手の発言としては最低限、不満を言うのは自由だが、協会そのものを、監督そのものを批判するのはそれはプレーヤーズファーストとは何も関係ない話。これは僕としては断固許せない話。協会とは関係ない。僕の個人の意見です」と強調した。

 八村は昨秋の試合後の記者会見で、JBAや日本代表の在り方に対して苦言を呈した。その後、再び取材で、JBAに対し「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくない」と言い切り、続投が決まったトム・ホーバス監督についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と考えを口にした。

 日本協会の渡辺信治事務総長も取材対応し、八村が不満を持った一例として、7月の強化試合の欠場が事前に決まっていたにもかかわらず、JBAの発表が試合直前だったことを挙げ、「商業目的のために引っ張った意図はなかったが、ミスコミュニケーションがあった」などと説明。自身もNBAで6季プレーした渡辺雄太(千葉J)も取材で「悪者は一人もいない。僕もJBAやトム、塁とコミュニケーションを取って、日本代表を良くしていくためにやっていく」と述べていた。

 三屋会長はコミュニケーションの手法を改善点に挙げ、今後は海外組専門の担当者を設ける方針を示した。「こちら側も責任者を明確に決めていなかったところも反省としてある」とし、JBAのスタッフを米へ派遣し、八村のエージェントと直接、話し合う予定も明かしていた。

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