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米野球殿堂入り“当確"のイチロー氏 王貞治氏が語った“日本人野手のパイオニア”としての功績

スポーツ報知 / 2025年1月21日 23時30分

イチロー氏

 米国野球殿堂は米東部時間21日午後6時(日本時間22日午前8時)頃、今年の殿堂入りメンバーを発表する。メジャー通算3089安打を記録したイチロー氏(51)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=は、日本選手初の選出が決定的。

 日本人初のメジャーリーガーは村上雅則で、パイオニアは野茂英雄と言われる。日本人投手の実力がメジャーに認められるようになる中、イチローは01年に日本人野手として初めて海を渡った。懐疑的な見方もあったが、いきなり242安打を放ち、史上2人目のMVPと新人王のW受賞を果たした。

 10度のゴールドグラブ賞や「レーザービーム」と称された肩。パワー全盛の米国で細身の日本人が見せた圧倒的なスピードは異彩を放った。通算868本塁打の世界記録を持つ王貞治氏は言う。「日本の野球はすごいんだというイメージを与えてくれた。まだまだ差はあると思いますけど、日米の野球のレベルがここまで近づいたのはイチロー君の功績が大だった」。投手と比較すると、日本人野手はメジャーの壁にはね返されるケースも多い。だが、その挑戦権を得ることが当たり前の時代になったのは背番号51のお陰だろう。

 現在、二刀流でMLBを席巻するドジャース・大谷。23年に日本人初の本塁打王を獲得するまでの道のりは本人の努力の結晶だが、それは“日本人野手のパイオニア”がつなげてきた道の上にあることも事実だ。(MLB担当・中村 晃大)

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