1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

標高10メートルの横浜で“標高3000メートルトレ”⁉DeNA・山崎康晃、68万円呼吸器味方に守護神奪取だ

スポーツ報知 / 2025年1月22日 6時20分

必死の低酸素トレーニングで息が上がる山崎(カメラ・太田 和樹)

 DeNAの山崎康晃投手(32)が21日、標高10メートルほどの横浜市内で“標高3000メートルトレ”を行った。プロボクシングのスーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=らも行う低酸素トレーニングを続け、クローザー返り咲きを誓った。

 関東平野で山崎は高地にいた。1台約68万円のマスク型呼吸器の酸素濃度を標高3000メートル相当に設定し、サーキットトレーニングで追い込んだ。練習後、呼吸器を外した瞬間、地面に倒れ込み、悲鳴のような声を漏らした。「やばい」。酸素濃度は平地の約70%。同様のトレーニングは、機械のグレードを上げて台数を増やし、競走馬にも使われているという。

 自宅では標高4000メートル級に設定して約1時間ランニングすることも。競泳日本代表など五輪選手も行う練習だが、「低酸素よりもシーズン後半の方がよっぽど苦しいと思っている」。高い志を持って低酸素状態と格闘している。

 昨季はプロ入り後最少の38登板で3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3・35。通算250セーブまであと19としている右腕は「誰よりも9回の厳しさを知っている。自分自身そこを生きがいにしてきた自負がある」と力を込めた。昨季抑えを担った森原から9回のマウンドを奪い返し、DeNAを頂点へと導く。(太田 和樹)

 ◆今季250セーブが期待される選手 

 今季、通算250セーブに届きそうなのは、

〈1〉平野佳寿(オ)249セーブ

〈2〉益田直也(ロ)243セーブ

〈3〉山崎康晃(D)231セーブ

の3人。昨季のセーブ数は平野が7、益田が25、山崎が4だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください