「ハゲタカ」作者・真山仁氏がフジテレビ痛烈批判「企業のガバナンスから言うと終わってる」

フジテレビ

　「ハゲタカ」シリーズなどで知られる作家・真山仁氏が２１日、ＴＢＳ系ニュース番組「ＮＥＷＳ２３」（月～木・午後１１時、金・午後１１時５８分）に生出演。フジテレビを痛烈に批判した。

　番組ではタレント・中居正広と女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与していたとの報道などを背景に、フジテレビへのＣＭ出稿を取りやめる会社が相次ぐなど影響が広がっていることを報じた。コメントを求められた真山氏は「ニュースで、フジの人が自分たちで発言し始めてますよね。これって企業のガバナンスから言うと終わってるんですよね。会社として機能していない」と厳しく指摘した。

　ニュース番組キャスターを中心に自局社員が自分の意見を述べることは「勇気がいること」と認める一方で「こういう話は社内でやりとりして、公的には一個人が発言するような組織ではダメ。会社が何やってんだ」と持論を展開。経営陣、上層部に対し「時代を間違えてるんじゃないかっていうくらい。いまの時代がどういう時代か、経営者が分かっているのか。全く自分たちが置かれている立場に危機感がないとしか言いようがない」と厳しい言葉を続けた。