【注目馬動向】武豊騎手が福永厩舎のネブラディスクと共同通信杯で初コンビ 名牝リスグラシューの弟

初戦で完勝のネブラディスク

　１１月２４日の新馬を３馬身差で完勝したネブラディスク（牡３歳、栗東・福永祐一厩舎、父ドゥラメンテ）が共同通信杯・Ｇ３（２月１６日、東京競馬場・芝１８００メートル）に参戦することになった。新たに武豊騎手＝栗東・フリー＝とコンビを組む。福永調教師が１月２２日、明らかにした。

　同馬は２０１９年の年度代表馬に輝いた名牝のリスグラシューの半弟。２３年のセレクト１歳セールでは１億６０００万円の高値で落札され、新馬の勝ちっぷりからも注目を集めている。当初はきさらぎ賞・Ｇ３（２月９日、京都競馬場・芝１８００メートル）参戦のプランもあったが、こちらへ矛先を向けることになった。

　福永調教師は「京都の下り（がある）よりは東京１８００メートルの方がいい」と説明。共同通信杯は昨年も勝ち馬のジャスティンミラノが皐月賞を勝っており、馬主はディープインパクトなどでおなじみの金子真人ＨＤ。絵になるラインで、クラシックの登竜門と言われるレースの勝利を狙う。