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ビートたけし「映画をやるきっかけは…」監督業スタートの秘話語る「『パラパラ漫画みたいな映画』作りやがってと」

スポーツ報知 / 2025年1月23日 6時48分

ビートたけし

 「オリエンタルラジオ」の中田敦彦が22日までに自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」を更新。タレントのビートたけしとのコラボ動画を公開した。

 動画の冒頭でたけしが「ごぶさたしてます」とあいさつすると、中田は「ごぶさたって覚えてらっしゃいますか?」と驚きの表情。たけしは「本当のことを言うと、俺がもう漫才をとっくに辞めて、テレビ東京の番組で武勇伝を見たときに『ああ辞めててよかった』って思ったもん。こんなのが来たか、と」と回想し、オリエンタルラジオが1年目の時に受けた衝撃を明かした。

 世界的な映画監督としても活躍しているたけしは、1989年に公開された「その男、凶暴につき」では主演に加え、急きょ監督として指揮を執った。中田は「その前から『映画をやってみたい』というご発言されていた記録が残っているんですけど」と質問すると「映画をやるきっかけは漫才なの。漫才で映画の悪口ばっかり言ってたの」と告白した。

 漫才の中では「『なんでここに振り返ると犯人がいるんだ、わかりそうなもんだろ』とか。恐怖映画ってよくあるじゃん、おかしいだろ爪でガリガリして『ウェー』なんて。そこまでどうやってこいつ入ってきた、あのかっこうでホテルのフロント通ってこんな爪伸ばして入ってくるのか」などと映画あるあるに突っ込むネタを披露していたと明かした。実際に監督を務めた際には「同じ事やってるじゃないかと笑われるから」と漫才で指摘したシーンを省いていったが「なるべくカットしていったら悪評だった」と回想し「『パラパラ漫画みたいな映画』作りやがってって言われた」と語った。

 さらに、銃で撃たれたシーンで殺された人物を上から見る場面は「その顔は誰が見てる顔なんだよ。死んだやつの目線かよ。横からならわかる。死んだやつの目線はおかしいだろ、上から見て死体を見てるのはわかるけど、下からはないだろう」と意見をしていたと語った。

 映画論からしておかしいという意見もあるなか、「映画の悪口を言ってたら、いつの間にかそういう場面に出くわして。なんでフレームの中にみんな入ってるんだとか、肩だけでいいんだよ、とか。ツッコミをやったネタが自分が映画撮りだしたら出てくるわけ。それを外していったら結構スッカスカの映画ではあるんだけど、緊張感もあるわけ」と映画論に突っ込みを入れてカットしていった結果、緊張感が漂う作品が誕生したと明かされた。

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