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井上尚弥の対戦相手が熱望「1ラウンドから全力を尽くして」…24日に防衛戦

スポーツ報知 / 2025年1月22日 17時25分

記者の質問に答える金芸俊(カメラ・中島 傑)

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―WBO世界同級11位・金芸俊(24日、東京・有明アリーナ)

 世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)が22日、横浜市内で試合前記者会見に出席した。会見には挑戦者の金芸俊(韓国)も出席。「試合を絶対に楽に終わらせるつもりはない」と意気込んだ。

 会見では金サイドのプロモーター・アルタムラ氏が生い立ちに触れ「必ず明るい未来が、誰かに愛される日々がやってきます。そして日は昇ります。その信念を持ってずっと頑張ってきた、それが今ここにいる金選手です」と紹介した。金は孤児で養護施設で育った。自国メディアのインタビューで「幼い時が一番大変でした。小学校や中学校の時は敏感だから、恥ずかしく思うことが多かった」と振り返っている。

 人生を変えたのが20歳から始めてボクシングだった。最初はお金を稼げるスポーツとして始めたが「一切お金、後ろ盾など必要なくて、ただ私一人で二つの拳で戦って全部勝てばいい。それだけは自信があった」と、文字通り体1つでのし上がった。

 尚弥挑戦が予定されていたグッドマンの2度にわたる負傷で、予備選手から繰り上がり大きなチャンスを得た。韓国ボクシング界にとっても、2007年に元WBC世界フェザー級王者・池仁珍が王座を失って以来、不在となっている世界王者誕生のチャンスでもある。

 尚弥とはこの日が初対面だったが「実は井上選手が韓国にスパーリングに来た時に、見に行った。韓国でやった試合も観戦した」という。見ていた立場から対戦する立場へ。「私のスタイルでノックアウトするのが希望。1ラウンドから井上選手の全力を尽くしてベストの姿を見せていただければと思います」と挑戦状をたたきつけた。

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