「日本で成長できる部分もある」高橋藍がサントリー残留 イタリアでプレーの石川祐希と10月に夢対決も
スポーツ報知 / 2025年1月23日 5時50分
バレーボールの大同生命SVリーグ男子で今季2位のサントリーは22日、大阪・箕面市内で会見を開き、五輪2大会連続出場の高橋藍(らん、23)と25~26年シーズンの契約更新を発表した。契約は単年。さらに、日本代表主将を務めたエース・石川祐希(29)が所属するイタリア1部リーグ・セリエAで今季首位のペルージャとのパートナーシップ契約を結び、10月7、8日に東京・有明アリーナでエキシビションマッチを開催することも発表した。
藍が引き続き、日本のバレーボール界をけん引する。サントリーと26年6月30日まで契約を更新。ユニホーム姿で会見に出席した藍は「サントリーで上を目指すことが、自分自身の成長につながると思った」と日本でのプレーを選択した。
24年7月にイタリア1部セリエAのモンツァから電撃移籍。同12月には全日本選手権優勝に導き、MVPも獲得した。今季リーグ戦は21試合に出場し、2位につけている。また、サントリーはSVリーグで最多の集客数を記録。ファンクラブ会員数は昨年の10倍以上となり藍効果は絶大だ。チームからオファーを受けた藍は「イタリアに挑戦するか、日本でやるか考えた」と明かし、「イタリアとの違いはあるけど差は感じていない。日本で成長できる部分もある」と残留を決断した。
この日、サントリーはパリ五輪でともに戦った石川が所属するペルージャとパートナーシップを締結。10月7、8日には東京・有明アリーナでエキシビションマッチが開催され、世界で活躍した日本の両エースの対戦が実現しそうだ。藍は「イタリアにいた時、ペルージャに勝つことができなかった。日本のリーグのレベルの高さを証明できるいい機会になる。すごく楽しみ」と石川との対戦を心待ちにした。(森脇 瑠香)
◆高橋 藍(たかはし・らん)2001年9月2日、京都市生まれ。23歳。東山高、日体大卒。20年2月、日本代表初選出。イタリア1部で、日体大在学中の21~23年の2季はパドバ、23―24年シーズンはモンツァでプレーし、プレーオフ準優勝。24―25年シーズンにサントリーに入団し、優勝した24年12月の天皇杯でMVP。21年東京、24年パリ五輪出場。188センチ、83キロのアウトサイドヒッター。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
バレー高橋藍 大阪・関西万博のスペシャルサポーターに就任 サントリーと1年契約も更新
スポニチアネックス / 2025年1月23日 6時2分
-
高橋藍 万博サポーター就任「世界に向けて発信を」 サントリーとの契約更新も発表
スポニチアネックス / 2025年1月23日 4時46分
-
バレーボール男子日本代表の高橋藍がサントリーと契約更新 日本のリーグ2季目へ「分自身の成長につながると思った」
スポーツ報知 / 2025年1月22日 18時50分
-
石川祐希VS高橋藍が実現! 10月7、8日にエキシビションマッチ開催 サントリーとペルージャがパートナーシップ契約
スポーツ報知 / 2025年1月22日 18時33分
-
高橋藍、サントリーとの契約更新を発表 大阪・関西万博のスペシャルサポーターにも就任
スポニチアネックス / 2025年1月22日 18時0分
ランキング
-
1佐々木朗希、プロ1年目の右肘負傷が早期メジャー移籍の理由と明かす「いつ投げられなくなるというか」
スポーツ報知 / 2025年1月22日 20時6分
-
2王貞治氏「日本の野球界もずいぶん成長した」イチロー氏の米野球殿堂入り祝福 日本の殿堂入りでは祝辞も
スポニチアネックス / 2025年1月22日 11時53分
-
3争奪戦だった中日FA福谷浩司、「移籍して輝く選手が多い」日本ハムへ 新天地で「大化け」の可能性
J-CASTニュース / 2025年1月22日 17時48分
-
4“ロックな指揮”でシン・なでしこJ構築へ ニールセン監督、選手選考へ個性発揮求む!「表現して」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 19時33分
-
5佐々木朗希が示した「日本人の礼儀正しい姿勢」 米国で40歳超大物と対面し「気品ある」と称賛
THE ANSWER / 2025年1月22日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください