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元フジ専務のカンテレ・大多亮社長、中居正広と女性のトラブル当初から認識も「中居氏を守ろうという意識なかった」

スポーツ報知 / 2025年1月23日 5時20分

新年社長会見に出席した関西テレビの大多亮社長

 フジテレビ系列の関西テレビ(カンテレ)・大多亮社長(66)の新年社長会見が22日、大阪市北区の同局で開催された。

 大多氏は、フジテレビ時代は「東京ラブストーリー」など大ヒットドラマのプロデューサーとして知られ、中居正広と女性のトラブルをフジテレビが把握した2023年6月に同局専務だった。昨年6月にカンテレの社長に就任した大多氏は「基本的には関西テレビは一切関係していない。視聴者をはじめ関係者、取引先、社員、スタッフに心からおわびをしたいと思っております」と謝罪。トラブルについては「程なく報告が上がってきた。非常に重い案件だと思ったし、衝撃を受けた」と当初から認識していたことを明かした。

 中居の番組に関しては終了時期を探っていたとし「打ち切りなどが女性にどう影響するかを考えた。中居氏を守ろうという意識はなかった」と断言。女性については「女性のケア、プライバシー、人権、心身のケアをしっかりやらなければと強く思ったのを覚えている」「彼女を守るためにしていたことが、企業ガバナンスとして違うとか、もう少し手があったというご指摘はあると思う。足りていなかったことがあれば反省しなければならない」と述べた。

 カンテレもフジテレビのスポンサー離れを受け、30数社からCMの差し替えや、テロップの修正依頼があると報告。同社制作の関西ローカル番組でも数社から依頼があるとし「大変憂慮すべきこと。スポンサーの信頼回復は、フジテレビがしっかり調査して検証することが一番」と語気を強めた。今回の事案を受けて、カンテレも同局の人権方針にのっとった局内調査を行うことを明言した。

 この日は関西放送記者クラブ加盟社以外に、関西の準キー局、WEB媒体など全27社48人が参加。会見は2時間10分の長時間にわたり行われた。カンテレ社内では会見を配信、最大450人がオンラインで視聴した。

 ◆大多 亮(おおた・とおる)1958年11月3日、東京都生まれ。66歳。早大卒。81年4月、フジテレビ入社。報道部などを経て86年、第一制作部に。「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」などヒット作連発。ドラマ制作担当局長などを経て07年6月、フジテレビ執行役員に。22年6月、同局の専務取締役に。24年6月、関西テレビ社長就任。

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