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【卓球全日本】一般男子の最年少13歳・大野颯真 激闘制し4回戦進出「気持ちだけでした」…ジュニアも3回戦へ

スポーツ報知 / 2025年1月22日 21時17分

一般男子のシングルス3回戦、スマッシュを打つ大野颯真(カメラ・宮崎 亮太)

◆卓球◇全日本選手権 第2日(22日、東京体育館)

 シングルス3回戦とジュニア1~2回戦が行われ、男子シングルスは出場選手最年少13歳3か月の大野颯真(木下アカデミー)が23日の4回戦に進出した。16歳の渡部民人(JOCエリートアカデミー)をフルゲームで撃破した。ジュニア男子では、初戦の2回戦で鷹野帆希(兵庫・育英高)を3―1で退けた。

 シングルスは大激闘を制した。2―2の最終ゲームの4―7と追い詰められたが、相手サーブから4球目のバックハンドを打ち抜くなどと7―7に追いついた。マッチポイントを握った10―8で最後は回り込んでのレシーブだ。大逆転を収めたクールな13歳は「2回戦に続いてセットオールで勝てたのはすごいうれしいです。(最終ゲームの劣勢から)あまり何も考えられなかったけど、気持ちだけでした」と小さく笑みを浮かべた。

 23日の男子シングルス4回戦は、昨夏のパリ五輪代表でスーパーシードの篠塚大登(愛知工大)と激突。「憧れ」を抱く強敵に立ち向かう。「最初は様子を見てくると思うけど、自分は最初から全力を尽くしたい」と意気込んだ。ジュニア男子との2種目で上位入りを目指す。

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