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【アメリカJCC】チャックネイト”剛腕”キング姐さんと連覇へ手応え

スポーツ報知 / 2025年1月23日 7時0分

チャックネイト(左)は仕上がりに不安なし

◆アメリカJCC追い切り(22日・美浦トレセン)

 週末3重賞の追い切りが22日、行われた。第66回アメリカJCC・G2(26日、中山)に出走するチャックネイトは昨年もコンビを組んだレイチェル・キング騎手(34)=英国=の手綱で、連覇へ態勢を整えた。

 人馬そろっての連覇へ視界は良好だ。チャックネイトは、キングを背に美浦・Wコースで6ハロン82秒3―11秒5をマーク。3頭併せの最後方から直線で最内に進路を取ると、外サトノガレオン(5歳2勝クラス)に併入、中ダノンミッション(3歳1勝クラス)に2馬身先着。強めに追われるとしぶとく脚を伸ばした。

 昨年8月の札幌記念(8着)以来となる実戦にも仕上がりに不安はない。鞍上も「内容には満足しているし、年齢(7歳)は重ねているが、能力はステップアップしていると感じる」と、声を弾ませた。

 キングにとっては昨年の本レースが初のJRA重賞制覇。今年は来日初週にサクラトゥジュールで京都金杯を制し“キング姐さん”がSNSでトレンド入りするなど注目を集めている。「ソーシャルメディアは見ないので分からないけど、人気があるのはうれしいですね」と、はにかみながら「2回目の来日で調整ルームの過ごし方だったり、レース以外の部分も良くなっています」と、手応えを口にした。ダノンデサイルを筆頭に強豪ぞろいだが、剛腕でビクトリーロードをこじ開ける。(角田 晨)

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