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札幌手稲ボーイズの左腕・三浦貴壱と右腕・岩崎賢成が八戸学院光星高へ…ライバル同士がともに甲子園目指す

スポーツ報知 / 2025年1月23日 5時34分

八戸学院光星にそろって進学する岩崎(左)と三浦

 札幌手稲ボーイズの左腕・三浦貴壱(札幌篠路中3年)と、右腕・岩崎賢成(札幌新陵中3年)が、春夏合わせて通算23度の甲子園出場を誇る八戸学院光星高に進む。昨夏の東商テクノ旗争奪北海道大会で準優勝するなど左右の両輪としてチームを支えた2人は、盟友でありライバル。目標の甲子園、夢のプロ入りまで、海を渡っても切磋琢磨(せっさたくま)は続く。

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 左腕・三浦はカーブやフォークなどの変化球を駆使した緩急の投球術が強み。三塁も守る右腕・岩崎は、170センチ、81キロの体格を生かした速球が武器。競いながら成長してきた札幌手稲ボーイズの2本柱は、海を渡ってもエース争いを繰り広げる。

 全国屈指の強豪として知られる八戸学院光星は、前身の光星学院時代を含めて春夏通算23度の甲子園出場を誇り、2011年夏からは3季連続の準優勝。巨人の坂本勇人、ロッテの田村龍弘ら多くのプロ選手も輩出している。設備などの練習環境も充実しており、誘いを受けた2人は迷わず進学を決意した。

 入団時160センチ、55キロと細身だった三浦は、176センチ、75キロまでサイズアップ。高校入学までに「80キロ」をノルマとし、食トレに励んでいる。制球を磨いてきたフォークは既に高校生レベル。「高校では投球術をもっと極めたい」とベースとなる体づくりに余念がない。

 岩崎は挫折を乗り越えて道内屈指の速球派に成長した。2年時の秋季リーグ戦で、とかち道東ボーイズに1イニング12失点の記録的大敗。以来、「1球への集中」を胸に刻み、目の色を変えて練習に取り組んだ。昨夏は最速135キロをマークしたが、高校では「150キロを出したい」と大台へ挑む。

 2003年創設の札幌手稲ボーイズで道外の高校進学は初めて。チーム出身で甲子園に出場した選手はいるが、プロ入りした選手はまだいない。越中築監督が「将来プロに行ってくれたら」と期待する2人が、新天地でも競い合って飛躍を目指す。(石井 睦)

 ◆三浦 貴壱(みうら・きいち)2009年11月10日、札幌市生まれ。札幌篠路中3年。左投左打。野球は小1から篠路ライオンズで始め、外野手、投手。好きな選手は山本由伸(ドジャース)。家族は母、兄、祖母。176センチ、75キロ。

 ◆岩崎 賢成(いわさき・けんせい)2009年7月16日、札幌市生まれ。札幌新陵中3年。右投左打。野球は小2から北発寒ファイヤーズで始め、投手と捕手。手稲ボーイズでは投手と三塁手。家族は両親と姉、妹。170センチ、81キロ。

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