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J2磐田 ハッチンソン新監督体制初の対外試合でJ3鹿児島に1-0…唯一のゴール決めたのは練習生

スポーツ報知 / 2025年1月23日 5時31分

対外試合初戦でJ2磐田のハッチンソン新監督(右)は判定に納得がいかず、怒りをあらわにした(カメラ・武藤 瑞基)

▽練習試合 磐田1-0鹿児島 ※30分×4 (22日、鹿児島・白波スタジアム)

 J2ジュビロ磐田は鹿児島キャンプ4日目の22日、白波スタジアムでJ3鹿児島と練習試合(30分×4本)を行った。いずれも主力、控えが交ざった布陣で臨み1―0。ジョン・ハッチンソン新監督(45)体制初の対外試合はチャンスに乏しい展開が続き、4本目に練習生が挙げたのが唯一のゴールとなった。次の対外試合は25日、J2藤枝と“ダービー”を行う。

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 勢いある船出とはならなかった。天候に恵まれ、ピッチには暖かい日差しが差し込んだが、磐田が奪えたのは練習生による1得点だけ。J3に降格した鹿児島に崩され、あわや失点というシーンも散見した。ハッチンソン監督は試合後、報道陣に対応せず宿舎へ。広報を通じて「選手たちはよくやってくれた。積極的にトライしてくれていたので、今日は合格点」とコメントしたが、期待された内容ではなかった。

 布陣は4―2―3―1を採用した。新体制会見で「ポゼッションベースで攻撃的スタイル」を掲げた指揮官だが、1、2本目はプレスがはまらず苦戦。チャンスらしいチャンスはほぼないまま時間だけが過ぎた。「課題はボールを扱うところ。色々なオプションや選択肢をつくることなど、まだまだやらなきゃいけない部分」と指摘した。

 昨季チーム最多19得点をマークしたFWジャーメイン良(29)が広島入り。エースの穴は大きく、初戦であることを差し引いても攻撃の迫力不足は否めない。昨季、C大阪から期限付き移籍で加入し、今季前に完全移籍したエース格のFW渡辺りょう(28)は2本目から出場。「戦術を含めて詰めていかないといけない。課題は見えたし、もっともっと良くしていきたい」と振り返った。

 今季最初の対外試合は反省点の多いものとなったが、守備では球際で粘りを見せ、無失点で終えたことは収穫だ。ハッチンソン監督も「前でのプレスであったり、突破されたときのリカバリーなど、疲れている中で本当によく頑張ってくれた」と評価した。次は中2日で同じJ2の藤枝と対決する。2月15日に迎える水戸との開幕戦(ヤマハ)まで1か月を切っているだけに、ダービーでは確固たる攻撃の形を示したいところだ。(武藤 瑞基)

  〇…昨季途中からJ3北九州に育成型期限付き移籍し、今季から復帰したMF藤原健介(21)が存在感を見せた。3本目途中からトップ下で出場。「相手の嫌な所で受けられるのが自分の良さ」の言葉通り流動的に動いて攻撃を活性化し、4本目14分には絶妙な浮き球で決勝点をアシストした。「自分が引っ張らないといけない気持ちが出てきた」と下部組織出身のホープは表情を引き締めた。

 ◆J2磐田◇期限付き移籍 MFブルーノ・ジョゼ(26)がグレミオ・ノボリゾンチーノ(ブラジル)へ期限付き移籍すると20日に発表。期間は12月末まで。

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