佐々木朗希がドジャース入団会見、ベッツからの口説き文句「おいしいアイスを食べに行こう」…一問一答〈２〉

　ドジャースは２２日（日本時間２３日）、ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手（２３）とマイナー契約で合意したことを、正式に発表し、本拠地のドジャースタジアム内で入団会見が行われた。日本メディアの一問一答は以下の通り。

　―どこをドジャースが１番評価してもらったと考えているか。

　「ストレートと、あとはフォークボールと１番はそこらへんかなと思います」

　―背番号１１を選んだ理由と、ＭＬＢでなにを成し遂げたいか。

　「まずは１１番については学生時代に何度か着けて、僕の中でも思い入れのある番号だった。実績のあるロハス選手に譲って頂いて本当に感謝しています。メジャーリーグでは、まずはマイナー契約からのスタートになるので、メジャーの舞台でプレーするために頑張るだけかなと思います」

　―現時点で足りない部分があるとしたら。

　「僕の中では全部足りないと思っています。強いて挙げるのであれば、日本よりも試合数は多いと思うので、その辺の適応はより一層頑張らないといけないと思います」

　―１年目に右肘を痛めたことが早期移籍につながったそうだが。

　「あと２年待てばという声も多く聞きますが、その２年こういった状態で迎えられるか、もちろん保証はないですし、そういったお金だったりそういうものよりも、この２年間過ごす時間の方が僕にとって価値のあるものだと、そういう風に判断しました」

　―ドジャースの若い投手にここ数年けが人が多いが不安は。

　「僕自身も日本で、何度か小さい故障はしていて、それだけがチームの方針が関係するとは思っていませんし、自分自身でできること、自分のチームのスタッフで改善できることもあると思うので、そこはもちろん不安はありますけど、どうにかやっていくしかないかなと思っています」

　―最後の面談でベッツやスミスも同席したと聞いたが。

　「ベッツ選手にはずっと『もしドジャースに入ったらアリゾナキャンプでおいしいアイスを食べに行こう』ということだけを言われていました」

　―ファンに見て欲しいことと、理想の投手像。

　「見て欲しい部分は、自分の中ではストレートとフォークボールが中心に投球を組み立てているのでそこを見て欲しいかなと思います。あとはまずは１年間通して自分のいいときのパフォーマンスを維持できるかが、大事になると思うので、まずは今あるパフォーマンスをどれだけ維持できるかを大事にしたいと思っています」

　―次の夢は。

　「いまはマイナー契約なので、まずはメジャー契約を、激しい競争を勝ち上がって、メジャーの舞台でプレーすることです」