湘南ボーイズ、日本ハムドラ２・藤田琉生の激励会開催 同期が「きつねダンス」 監督は怪腕エピソード

藤田（右）の中学時代のエピソードを語る湘南・田代監督

　湘南ボーイズは昨年１２月２１日、神奈川・藤沢商工会館で、ＯＢで日本ハムのドラフト２位・藤田琉生投手（１８）＝東海大相模＝の入団激励会を開催。約３７０人が門出を祝った。

　チームから６人目のＮＰＢ入り。田代栄次監督（４７）は藤田が３年夏の選手権大会で全国制覇した県央宇都宮との決勝戦のエピソードを披露。１点を追う７回２死の土壇場から藤田が二塁強襲安打で出塁。一、三塁からトリックプレーで一塁走者・藤田がスタートし、相手投手・小宅雅己のボークを誘って追いつき延長８回で勝利。「投げることは期待通り。大事な場面で勝利の神様が味方してくれる選手です」と語った。

　同期生がきつねダンスを披露するなど大盛り上がり。藤田は、佐藤全志コーチ（３６）に言われた「勝ったときこそ謙虚に」を座右の銘にしていることを明かし、後輩に「自分で考えて練習をして日本一を目指してください」とエール。また「食卓にはシャウエッセンをお願いします」と会場を沸かせた。