大阪国際女子マラソンに東海大静岡翔洋出身の依田来巳がネクストヒロイン枠で初出場
スポーツ報知 / 2025年1月24日 8時1分
大阪国際女子マラソンが26日にヤンマースタジアム長居を発着点で行われる。御殿場市生まれの依田来巳(大阪学院大4年)=東海大静岡翔洋高出=がネクストヒロイン枠で出場する。12日の全国女子駅伝では県代表の2区で11人抜きと健闘した期待の若手ランナーはマラソン初挑戦に「順位やタイムはあまり気にせず、完走が目標です」と、抱負を語った。
全国的には無名なヒロインが、大きな野望を胸にスタートラインに立つ。今春大学を卒業する依田が大阪国際女子マラソンで42・195キロに初挑戦。「将来はマラソンで活躍したい。そのために、大学時代に一度走ってみたかった」。未知の距離に足を踏み入れる。
昨年末の12月30日の富士山女子駅伝に出たあと、自宅に帰省した。正月の間も、実家の周辺を2時間近くジョグして本番に備えた。7日に大阪に戻り、12日には全国女子駅伝の静岡代表で出場。2区で区間9位、11人抜きと好走した。4キロ区間と距離は短かったが、気分よく都大路を駆け抜けた。
思うようにいかなかった大学時代。「春先にけがして、秋から良くなるパターンが多かった。トラックでは思うような走りはできなかった」。最終学年4年のインカレ一万メートルで9位に入ったのが目立った程度で、主に、活躍の場はロードだった。ハーフのベストは昨年マークした1時間12分46秒。35キロの先にある距離の壁について「先輩たちによく聞かされますが、リラックスして走りたいと思う」と、笑った。
4月からは実業団・パナソニックに入社して陸上を続ける。距離を少しずつ伸ばして将来的には、マラソンで勝負する考えを持っている。「スタッフとも長い距離でやっていこうと話してます。トラックよりロードが好き」。4年間過ごした大阪での卒業記念レースで、マラソン人生の第一歩を踏み出す。
(塩沢 武士)
◆依田 来巳(よだ・くるみ)2002年5月29日、御殿場市生まれ。22歳。御殿場富士岡中ではバスケット部に所属しながら駅伝大会に出場。東海大静岡翔洋高3年では県高校駅伝大会の1区で区間賞を獲得した。家族は両親と妹2人。166センチ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
青学大の原監督 エキスポ駅伝欠場のホンダを批判「経営陣に問いたい。こんな目立つ大会になぜ出ない?」
スポーツ報知 / 2025年1月23日 14時31分
-
【富士山女子駅伝】拓大・不破聖衣来が6人抜き快走 沿道の両親の姿に頬を緩め「ずっと楽しんで走れた」
東スポWEB / 2024年12月31日 6時9分
-
【富士山女子駅伝】拓大・五十嵐監督 不破聖衣来の好走に笑顔「いろんな悩みを抱えていたと思うが…」
東スポWEB / 2024年12月30日 17時39分
-
【富士山女子駅伝】不破聖衣来 快走の原動力は同期・門脇奈穂「奈穂が待ってくれている」
東スポWEB / 2024年12月30日 17時14分
-
【富士山女子駅伝】不破聖衣来が5区で快走 将来は「マラソンをやりたいという思いが強い」
東スポWEB / 2024年12月30日 16時9分
ランキング
-
1イチロー氏の262安打は「永遠に破られない」 すでに神の領域…無敵状態を米指摘
Full-Count / 2025年1月23日 18時48分
-
2水原一平被告の犯行記録が公開「私は大谷です」 生々しいやり取り、3100万円の送金画策…米報道
Full-Count / 2025年1月24日 9時29分
-
3イチロー氏米野球殿堂入り 過去の放送禁止用語発言ぶり返され「凄く後悔」「そういうこと言うのやめよう」
スポニチアネックス / 2025年1月22日 9時1分
-
4大谷翔平、朗希の面談にデコピンを同行 米記者報道、争奪戦勝ち抜けに「成功」
Full-Count / 2025年1月24日 8時13分
-
5横浜・村田監督 V見据え「いつも通りのことを淡々とやっていく感覚」 24日センバツ出場校発表
スポニチアネックス / 2025年1月24日 5時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください