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昨年の安田記念で日本馬一蹴の香港最強馬が初参戦のドバイでも圧勝 次戦は世界最高賞金のサウジC参戦へ

スポーツ報知 / 2025年1月25日 9時5分

安田記念制覇時のロマンチックウォリアー

 昨年の安田記念を制した香港のロマンチックウォリアー(セン7歳、Cシャム厩舎、父アクラメイション)が、現地時間24日にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたジェベルハッタ・G1(芝1800メートル=8頭立て)を圧勝。香港最強馬が4か国目のG1タイトルを手にした。

 英国のブックメーカーでも1番人気に支持された香港馬はJ・マクドナルド騎手を背に1番枠から好スタートを切ったが、果敢にハナを奪ったメジャードタイムが後続を大きく離す展開になった。3番手追走で落ち着くと4コーナー手前でギアを入れて一気に加速。逃げ馬を残り100メートル付近でとらえてからは後続の追撃を楽々と振り切り、4馬身半差で圧勝した。勝ち時計は1分45秒10。

 ロマンチックウォリアーは23年10月の豪G1・コックスプレートで海外G1初制覇を飾ると、24年6月には日本の安田記念を制覇。国内では昨年4月に香港G1・クイーンエリザベス2世カップで3連覇を果たすと12月の香港カップでも3連覇を達成し、2025年は中東遠征をターゲットにしていた。今後は2月に行われる世界最高の1着賞金1000万ドル(約15億5000万円)を誇るサウジカップ・G1(ダート1800メートル)への参戦を表明している。

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